ルーマニア国立銀行がTwispayによるElrond買収を承認

ElrondがTwispayをルーマニア国立銀行の承認により買収

ルーマニア国立銀行(National Bank of Romania)は3月10日(木曜日)、Elrond Network of Capital FinancialServicesSA(エルロンド)によって、ルーマニア・ブカレストに拠点を置くオンライン決済企業Twispayの買収を承認したと発表した。

Elrondは、分散アプリケーションに焦点を当てたブロックチェーン企業で、Twispayというブランドで運営されている電子マネー機関CapitalFinancialServicesの購入が正式に承認された。

日本語訳:
公式: ElrondNetworkがTwispayを買収しました!
ルーマニア中央銀行からの承認により、取引が正式に封印され、ステーブルコイン排出、仮想通貨デビットカードなどへの扉が開かれます。

電子マネーの発行を許可

Twispayは、ルーマニア国立銀行からの承認を得て、施行されている法律に従い、支払いサービスを提供し、電子マネーを発行することを許可された金融機関である。

この動きを通じて、Elrondは既存金融機関と仮想通貨市場間の架け橋としての地位を確立。2021年10月の発表以来、両当事者はルーマニア国立銀行との対話に従事してきており、建設的な議論を数回行った後、ルーマニア国立銀行は、ElrondがTwispayを買収することに賛成することを正式に決定しており、Elrondの(Beniamin Mincu)共同創設者兼CEO(最高経営責任者)は、次のように述べている。

ルーマニア中央銀行によるこの画期的な決定は、EU市民に、そしてすぐに世界中のすべての人に、ほぼ瞬時の決済時間、100分の1のコスト、完全な透明性、およびより高い信頼性で流れる価値から大きな恩恵を受けるための扉を開きます。


ステーブルコイン発行も可能に

電子マネーを発行する資格の他に、電子マネー機関は、第2の決済サービス指令(PSD2)に基づいた決済サービスを提供する資格も有している。

さらに、EU(欧州連合)委員会が提案している仮想通貨市場に関する欧州規則では、認可された電子マネー機関がステーブルコインを発行できるようになっている。このステーブルコインは、EUで一般に提供されるか、仮想通貨取引プラットフォームでの取引が許可される。

Elrondは、シャーディングを使用して非常に高速なトランザクション速度を提供しようとするブロックチェーンアーキテクチャーで、これはブロックチェーンのスケーラビリティ(※1)の問題の解決策として、2017年に共同設立されたスタートアップ企業である。

(※1)スケーラビリティとは…
ブロックチェーンの中に書き込めるトランザクション=取引データ数が限られていることにょり引き起こっている手数料の高騰や取引所李遅延問題のこと。

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