ロレアルがメタバースで化粧品の仮想バージョン提供を計画| NEXTMONEY

ロレアルがメタバースに進出

フランスに本拠を置く世界最大の化粧品メーカーであるロレアル（L’Oréal S.A.）は、メタバースに進出し、メタバースでスキンケア、ヘアケア、香水が含まれる化粧品の仮想バージョン提供を計画していることが分かった。

このプロジェクトには、キールズ（Kiehl’s）、メイベリン（Maybelline）、ピュアロジー（Pureology）、アーバンディケイ（Urban Decay）、エッシー（Essie）、レッドケン（Redken）などのブランドが参加する。これらのブランドはそれぞれ、ターゲット層に最適なものに応じて異なる仕様を採用するとのことで、ロレアルは、ユーザーがすべての仮想化粧品を購入、販売、取引できるようにすることを目指している。

In December, @LOrealParisUSA commissioned 5 female artists to create #NFTs, to elevate women's participation in a male-dominated sector. The artists retained 100% of primary sales. https://t.co/5llzyWh83t

— L'Oréal USA (@LOrealUSA) February 2, 2022

日本語訳：
12月、LOrealParisUSAは、男性優位のセクターへの女性の参加を高めるために、5人の女性アーティストにNFTsの作成を依頼しました。アーティストは一次売上の100％を保持しました。

この動きには、NFTの作成に女性を参加させることが含まれ、2021年12月、L’Oreal Paris USAは、このセクターへの女性の参加を高めるため、5人の女性アーティストにNFTの作成を依頼し、ツイートで、すべてのアーティストが一次売上の100%を保持すると述べている。

避けられないメタバースへの移行

2021年、P&GBeautyはBeautySphereを立ち上げてメタバースに移行している。

これは、P&Gの美容部門の仮想世界で、ジバンシィ（Givenchy）、グッチビューティー（Gucci Beauty）、ナーズ（Nars）などのグローバルブランドも、仮想世界で独自の実験を行っている。

ファッションブランドがメタバースを採用し、成長していることは明らかで、IT関連調査を手掛けるガートナー（Gartner）は2022年初め、世界の人口の25%が2026年までにメタバースで1日1時間以上過ごすと予測。検疫と社会的距離が日常生活の一部になっており、もう、メタバースへの移行は避けられない。