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スペインサッカーチームFCバルセロナが独自の仮想通貨作成計画を発表

FCバルセロナが独自仮想通貨作成計画を発表

スペインの人気サッカーチームであるFCバルセロナは、資金調達のために独自仮想通貨を作成する計画を発表したことが明らかになった。

日本語訳：
ラポルタはMWC22で、自分のNFT、自分の暗号通貨、自分のメタバースの立ち上げに取り組んでいることを明らかにしました。

バルセロナのジョアン・ラポルタ（Joan Laporta）社長は、モバイルワールドコングレスの見本市でのプレゼンテーションで、独自仮想通貨を作成することを発表し、次のように述べている。

私たちは独自のメタバースを開発しています。それが、近年仮想通貨企業との関係を断っている理由です。


NFTセットのリリースも予定

ラポルタ社長は、チームの財政を支援するプロジェクトの一環として、チームの最初のNFTセットをリリースする予定を明らかにしている。

FCバルセロナは、NFTマーケットプレイスOwnixとのマーケティングパートナーシップを開始しており、独自マーケットプレイスの開発を行っていたとされている。しかし、Ownixのアドバイザーであるモシェ・ホゲグ（Moshe Hogeg）氏が仮想通貨ベースの詐欺容疑で逮捕されたことを理由に、2021年11月に契約をキャンセルしている。ラポルタ氏は次のようにコメントした。

私たちは独自仮想通貨を作りたいと思っています、スポーツ産業を通して生み出せるものから経済的に生き残る必要がありますが、背後には大企業や株主がいません。そのため、想像力に富み、革新的で、勇敢であり、スポーツ業界を取り巻く多くの分野で一歩先を行く必要があります。

大多数のサッカークラブとは異なり、FCバルセロナはファンによって所有および運営されているクラブであり、統治責任は、株主ではなく、約16万人の会員にあるとされている。2021年12月に承認された財務計画によると、FCバルセロナにはチームのスタジアムであるカンプノウを改善するために、合計13.5億ドルの巨額の債務がある。今回のメタバースプロジェクトやNFTトークンのリリースで得た資金は、これらの巨額債務の返済に充てられることが主な使い道であると予測されている。なお、スタジアムの改修工事は2025年までに全て完了する予定であり、完成することでカンプノウはヨーロッパ最大のスタジアムとなるとのことだ。

一方で、FCバルセロナが発行する仮想通貨が具体的にどのようなことに利用できるのかは明らかになっていないが、チケットや商品の支払い方法にすることが期待されている。FCバルセロナとテクノロジーを使用したファンとのつながりは今回が初めての試みではなく、視聴覚コンテンツが作成され販売されるバルサスタジオや、さまざまな大会に積極的に参加するeSportsチームなどを保持している。

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