BingXが米国とカナダのMSBライセンスを取得
アジア発の仮想通貨デリバティブBingX(ビーングエックス)が、米国とカナダ両国の規制管理下でMSB(Money Service Business =マネーサービスビジネス)取引所として運営されることを承認した事がわかった。
仮想通貨デリバティブ取引所であるBingXUS Limitedは、現在、USDT(United States Department of the Treasury=米国財務省)のFinCEN(Financial Crimes Enforcement Network=金融犯罪捜査網)にMSBとして登録された。米国財務省は、MSBに登録したことでBingXに対し、FX(Foreign Exchange=外国為替取引または外国為替証拠金取引)活動に従事することを承認した。
BingX CA Limitedは、カナダのFINTRAC(Financial Transactions and Reports Analysis Centre of Canada=金融取引およびレポート分析センター)のFX取引および仮想通貨取引でMSBとして登録されている。BingX ElviscoCarringtonのグローバルコミュニケーションマネージャーが開発について、その高い水準を維持することを約束している。
高水準のコンプライアンスと規制基準を維持するBingX
米国とカナダは巨大な市場であり、BingXにとって有利な環境であり、最大のメリットは、両国のさらなる新規ユーザー獲得に期待がかかる。
コンプライアンスの高い取引プラットフォームを選択することは、ユーザーにとって最も重要な決定の1つであり、BingXはグローバルなイニシアチブを追求し、新製品やサービスに対する厳格なコンプライアンスと規制基準を維持するよう今後も継続していくと同取引所は表明している。また、同取引所の優先事項は、ユーザーが安全で安心できるように、業界で高いレベルの信頼を構築することだと約束している。
米国とカナダのライセンスを取得することは、BingXのとっても大きな転換点であり、先進国の金融市場には、厳格で複雑な規制エコシステムが含まれている同取引所は、両国で政府の承認を得て、準拠した製品とサービスを提供できる。その結果、BingXは現在、完全準拠な仮想通貨取引所とし市場に参入している。