ナイキ×RTFKTがNFTスニーカーを販売
スポーツ関連アイテムをはじめ、アパレルやスニーカーの販売を手掛けるナイキ（Nike, Inc.）と高クオリティデジタル・スニーカーのNFTを手掛ける制作新進気鋭のNFTブランドRTFKT（アーティファクト）は、「CryptoKicks」と名付けられたNFTスニーカーを販売した事が分かった。
4月22日（金曜日）、ナイキとRTFKTが、コレクターがさまざまな外観やデザインを使用してカスタマイズ可能な「CryptoKicks」を販売。ほかにも「skin vial」、「Mnlth」が販売された。待望のプロジェクトは、メタバースで競合他社を追い抜くというナイキの意図をさらに強固なものにし、「デジタルファッションの最高峰」として称賛された後、2021年にデジタルファッションのスタートアップRTFKTを買収。それ以降、複数のメタバースに関連した商標出願を行っている。
デジタル競争に直面するナイキデジタル
両社のパートナーシップは、ナイキのデジタル進化ロードマップの加速を示唆しており、ナイキデジタルはナイキブランドの総収益の26%に上っているという
ナイキとRTFKTのコミュニティの重要性に関する同様の価値観、およびそれらの類似性は、Web3との調和のとれたコラボとなっている。RTFKTは以前、同社の主な目的はストリートウェアの希少文化と限定版のドロップをデジタルの世界にもたらすことであり、ナイキの多様な視点を歓迎して創造性を育み、イノベーションを加速するという精神は、両方をその分野の主要ブランドとして確保することであると述べている。
Mnlthドロップは広く世間の注目を集めており、金曜日にRTFKTのInstagramで20万回以上の視聴回数を獲得している。パートナーシップがメタバースで成功するためには、ブランドの現実世界の物語を仮想領域に変換する必要がある。しかし、アディダスのx Ready Player Meアバター作成プラットフォームが4月28日に発売予定のため、レーベルはすでにIRLライバルとのデジタル競争に直面している。
