イーサリアム財団がKrakenにETHを大量送金
オンチェーンデータは、イーサリアム(Ethereum)開発者が、ETHの大量のバッチを人気仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)に送信していることを示していることが分かった。
イーサリアムなどのトランザクション履歴や、トークンに関する情報をチェックできるEtherscan https://etherscan.io/ によると、イーサリアム財団(EthereumFoundation)は再び数万のETHをKrakenに送信している。Etherscanは、日本時間の23時56分にトランザクションを記録。このトランザクションは、Ethereum開発者が20,000Etherの契約をKrakenのパブリックアドレスに送信していることを示しており、CoinMarketCapの調べによると、11月12日15時半時点の価格で108億円以上の価値に値する巨額資金移動だ。
今回と同様の取引が2021年5月17日にも実行されている。別の開発者が35,000ETHを取引所に送信し、当時1億1,200万ドル(約127億9,000万円)相当の価値があった。イーサリアム財団は、イーサリアムとその開発者をサポートする非営利団体で、同財団はより広いエコシステムに財政的および非財政的サポートの両方を提供し、それを提供するために過去にETHを販売している。ブロックチェーンアナリストのコリン・ウー(Colin Wu)氏によると、同財団は5月21日時点で約40万ETHを所有していた事が分かっている。
CoinMarketCapより画像引用
イーサリアムは最近、多くの高値を更新し、現在11月12日15時半時点の価格は、1ETH=541,000円台を推移しており、前日同時刻比1.50%、1週間で4.03%の価格上昇で、時価総額も64兆1,147億円を超えている。