レッドブルF1が限定版NFTをリリース
フォーミュラワンレーシングチームのレッドブルレーシングホンダ(Red Bull Racing Limited)は、その最初のNFTコレクションの最新版をリリースした事が分かった。
Completing the collection ✅ The RB16B is now available as a digital collectible 🔥 @Tezos
— Red Bull Racing Honda (@redbullracing) November 5, 2021
2021年のメキシコグランプリとF1ドライバーのセルジオ・チェコ・ペレス(Sergio “Checo” Pérez)氏のテーマを継続し、同社はファンに2021年の「RB16B (※1)」の限定版NFTを彼のシグネチャーカラーで購入する機会を提供している。
レッドブル・レーシングが2020年のF1世界選手権参戦用に開発したF1カーの事
「Red Bull Racing Collectibles」シリーズの発表で最初に明らかにされたチェコのRB16B充電器は、レッドブルレーシングホンダのNFTコレクティブルスペースでの初めての実験に追加された最新かつ最後のNFTである。同コレクションはテゾス(Tezos)とのパートナーシップの一部であり、2021年のメキシコグランプリ、スターレーサーセルジオ・チェコ・ペレス氏のお祝いとして請求される。RB16B以外のコレクションに含まれる他のメキシコグランプリ2021をテーマにしたNFTには、レッドブルレーサーのマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)氏のレーススーツに加え、ペレス氏のレーススーツとヘルメットが含まれる。
セルジオ「チェコ」ペレス氏はおそらく最もよく知られているF1レーサーであり、ペレス氏の特別版ヘルメットNFTは、景品の一部として早起きのファンに無料でリリースされたが、ほぼすぐに売り切れている。
F1レーシングによるNFTへの台頭
Red Bullは2021年5月、公式のブロックチェーンパートナーとしてTezosを発表。
同パートナーシップの提携は、RedBull初のNFTファン体験を生み出すために両社が協力することになる複数年契約で合意された。合意では、レッドブルが公式のカラーリングにTezosのブランドを追加することも見られたが、具体的な結果が出始めたのは今回だけである。彼らは独自のNFTを立ち上げた最初のF1チームでもない。同じくF1チームのマクラーレン(McLaren Racing Limited)は、NEXTMONEY6月18日付の特集記事「マクラーレンレーシングがテゾスをタップしてNFTプラットフォームを発売」で報じたように、2021年6月、Tezosと提携し、10月にTezosブロックチェーンでリリースされた最初のNFTコレクションを立ち上げている。
Red BullとMcLarenの両方のNFTコレクションは、2021年10月Tezosのサポートを追加したSweetNFTプラットフォームから入手できる。
TezosとNFT
2018年にリリースされたTezosは、スマートコントラクトを利用するアプリケーションの構築に利用できるオープンソースのブロックチェーンであり、開発者にイーサリアムの代替手段を提供している。
Tezosは最近、ブロックチェーンプラットフォームでのNFTの作成のサポートを開始しており、その使用率は、イーサリアム(Ethereum)と比較すると見劣りするものの、すぐに注目すべき次点としての地位を確立している。これは、一部には、マクラーレンやレッドブルなどの確立されたブランドとのパートナーシップの成果であり、これらはより高いレベルの採用を促進するのに役立っている。