シンガポールを拠点とする大手仮想通貨取引所KuCoin(クーコイン)は21日、同取引所の公式発表にてすでに上場している10通貨のアルトコインの上場廃止を発表した。
ST: KuCoin Delisting of Some Projects
See the official announcement here:https://t.co/3F20l4bXms pic.twitter.com/9IijdF8w8x
— KuCoin Updates (@KuCoinUpdates) 2018年12月21日
今回の発表でクーコインが上場廃止を発表した仮想通貨は次の10通貨となっている。
- Jibrel Network (JNT)
- WePower (WPR)
- Modum (MOD)
- EthLend (LEND)
- STK (STK)
- Asch (XAS)
- Bread (BRD)
- BitClave (CAT)
- Mobius (MOBI)
- Bitcoin Gold (BTG)
発表時点で、上場廃止のプロセスとして上場廃止が決定した10通貨の入金については2018年12月21日20:00(UTC)と急な発表となり、取引ペアについては2018年12月24日18:00(UTC)を持って締め切りされており、「資金をより適切に管理するため、保留中の相対プロジェクトの注文をできるだけ早くキャンセルすることをお勧めします。」と簡潔に注意を促していた。
ですが、10通貨の出金については2018年3月21日18:00(UTC)まで対応しているため、同取引所に上記の10通貨を保有しているユーザーおよび投資家は早急な出金が必要である。
各国の取引所の動き
今回、取引所KuCoin(クーコイン)が上場廃止を発表した仮想通貨は10通貨であるが、香港を拠点に置く仮想通貨取引所OKEx(オーケーイーエックス)は11月末、合計で3日目となる仮想通貨の上場廃止を発表。この上場廃止では約28通貨の仮想通貨が上場廃止となっている。
これらの仮想通貨取引所の上場廃止の動きは、多くのトレーダによる苦情やプラットフォーム内の健全性を保つため、上場廃止という形となっているようだ。
しかし、それに対して米国の大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は、「12Days of Coinbase(12日間のコインベース)」と題して新規のサービス展開および、さらなるアルトコインの上場を発表している。