Valkyrie が米国のビットコインETF公開間近
大手メディアのBloombergによると、米投資会社であるValkyrie Investments(ヴァルキリーインベストメント)は、米国で2番目のビットコインETFを10月22日(金曜日)にリリースする予定であることが明らかになった。
米国内のETFを監督するSEC(米国証券取引委員会)は、ナスダックに上場するためのValkyrie Bitcoin ETFの登録要求を受け入れ、10月25日にナスダックで上場されるとのことで、Valkyrieの広報担当者は次のように述べている。
ヴァルキリービットコイン戦略ファンドは金曜日にナスダック取引所で取引を開始する予定であり、ティッカーシンボルはBTFで取引されます。
VanEck Bitcoin ETFも同日リリース予定
ValkyrieのETFリリースは、わずか2日間の取引で11億ドル(約1,253億円)以上の売り上げを記録したProSharesビットコイン戦略ETF(ティッカーシンボル:BITO)のデビューに続くものであり、大きな期待が寄せられている。
ProSharesのビットコインETFであるBITOは、売上高が10億ドル(約1,139億円)近くあり、記録上2番目のローンチとしてランク付けされた。一方最近では、Valkyrieと並んで、大手資産運用会社であるVanEckがビットコインETFの承認を受け、Valkyrieと同じく10月25日にETFがリリースされることも明らかになっている。
VanEck Bitcoin ETFは、SECによって承認を受け、ティッカーシンボルXBTFで、10月25日にも米国内の証券取引所に上場する予定で、管理手数料は0.65%、100ドル(約11,400円)の投資ごとに0.65ドル(約74円)かかることになるが、これは競合するProSharesが提供するETFの0.95%の手数料よりも大幅に安い。また、これら2つの投資ファンドは、実際のビットコイン自体を保有するわけではなく、代わりに、他の証券やコモディティ商品と同じように取引所で取引される。
米国では最近、資産運用会社のProSharesが米国初のビットコインETFである、ProShares Bitcoin strategy ETFをNYSE(ニューヨーク証券取引所)に上場させている。SECは、これまでにビットコイン(Bitcoin/BTC)やイーサリアム(Ethereum/ETH)の現物EFTや先物ETFなど、さまざまな仮想通貨ETFの申請をすでに10数件受け取っていた中で、ProSharesが初めての承認となった。
米国初のビットコインETFのローンチの影響を受け、世界最大の仮想通貨であるビットコインは、過去最高価格である67,000ドル近くまで価格を高騰させており、ビットコインETFへの期待感が現れている。