アラブ銀行スイスの機関投資家は、テゾスの保管、取引、株式化が可能に

アラブ銀行スイスでテゾスの取引が可能に

アラブ銀行スイスの機関投資家は、テゾス(Tezos/XTZ)を保管、取引、および株式化することができるようになったことが分かった。

アラブ銀行グループの一つであるアラブ銀行スイスは、機関投資家が仮想通貨XTZを保管、取引、株式化ができるようになった。この発表は、XTZの価格高騰の中で行われ、同発表によってXTZは史上最高値を更新した。

1962年に設立された同銀行グループは、革新的で準拠したオンチェーンデジタル金融商品の新しいセットを開発するためにTezosを選択。顧客がその機関投資家向けプラットフォームでXTZトークンを賭け、保管し、取引することを許可した事を発表し、その際、同銀行の(Rani Jabban) マネージングディレクターは次のようにコメントした。

デジタル資産は私たちの戦略の要であり、最高のセキュリティ基準に準拠しながら強力な俊敏性を必要とします。私たちの使命は、伝統と最先端のイノベーションを橋渡しすることです。Tezosは、そのスケーラビリティ、高品質のガバナンス、およびステーキングの可能性を備えており、私たちのビジョンに完全に適合しています。


XTZ価格が高騰

テゾスは、すでに大手銀行との取引経験があり、2021年4月に、フランスの機関が独自のセキュリティトークンを発行するためにテゾスブロックチェーンを採用したかったため、プロトコルはソシエテジェネラルと提携している。

テゾスはスイスを拠点とする複数の組織と協力しており、Crypto Finance GroupInCore BankInactaの3社は最近、資産のトークン化を可能にするために協力関係に加わった。

XTZの価格も最近上昇しており、9月22日に4.5ドルを下回ったもののその価値は2倍以上になり、CoinMarketCapの調べによると、10月6日(水曜日)11:30時点のXTZ価格は、1XTZ=862円(7.71ドル)台で推移しており、前日同時刻比で-7.78%と下落しているものの、1週間比で36.54%の上昇を見せた。また、時価総額も7,433億円を超えており、時価総額32位になっており、4日は9ドルを超えて推移していた。

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