SECがVanEckビットコインETFの決定を11月14日まで延期

SECがVanEckビットコインETF 決定を延期へ

SEC(米国証券取引委員会)は、資産運用を手掛ける米国企業VanEckのビットコインETFアプリケーションに関する決定タイムラインを再び延長した事が分かった。

9月8日(水曜日)に発行された延長通知によると、SECは、VanEckビットコインETFの可否について、2021年11月12日に申請を承認するか却下するかの最終決定を下すとのこと。2020年末、VanEckはビットコインETF申請をSECに提出。3月1日には、Cbeo BZX Exchangeがビットコイントラストのリストを提出し、SECの決定カウントダウンを開始させた。SECは8カ月にもおよぶ長期間にもかかわらず、申請可否評決を下すことができず、決定を延期し続け、最終的には6月の提案について一般の人々から追加のコメントを求めていた。

明確にするために、SECは、決定を下すために、ファイリングが公開された日から最大180日かかることが許可されており、これによって元の決定日は9月15日になっている。ただし、「適切」と見なされた場合は、決定に達するまでにさらに60日かかる場合があり、通知の中で次のように言及されている。

委員会は、提案された規則変更および提出されたコメントレターで提起された問題を検討するのに十分な時間を確保するために、提案された規則変更を承認または不承認の命令を発行するより長い期間を指定することが適切であると判断します。

これまでのところ、VanEckのアプリケーションはアプリケーションラダーで最も遠いものであり、米国で承認された最初のビットコイン製品になる可能性が高いことを意味する。

SECがいくつかのビットコイン申請を拒否した2019年に多くのビットコインERFへの希望は打ち砕かれている。仮想通貨市場は現在、より成熟しており、多くの機関投資家を歓迎している。ビットコインの支持者と業界の専門家は、SECが今年仮想通貨ETFを承認することを期待している。SECは仮想通貨製品に時間を割いているものの、カナダにおけるビットコインETFはすでにいくつか承認しているだけに、一刻も早い米国内におけるビットコインETF承認が期待されている。

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。