Optimistic Ethereum
ユニスワップ（Uniswap/UNI）が7月13日（火曜日）、Uniswapは、Optimistic Ethereumレイヤー2スケーリングをα版で開始する事をブログで発表した。
🌹 Roses are red
💎 Violets are blue
⏰ You've all been waiting
🦄 @Uniswap on L2https://t.co/YLpwJIoPiH— Optimism (@optimismPBC) July 13, 2021
このローンチにより、Optimistic EthereumでUniswapV3を使用して、誰でも預金、取引、流動性の提供が可能になり、ユーザーの安全に重点を置いた管理された環境でのテストが可能になる。さらに、使用率が急上昇するのを防ぐため、Optimisticチームはすでに明示的な保護手段を考慮に入れているとのこと。
EIP 1559価格導入予定
今回のローンチでは、Optimistic Ethereumの料金が正式に施行される。
Optimisticチームは、混雑した価格設定メカニズムのようなEIP 1559の対象となる、1日あたり50,000トランザクションという控えめな目標を選択したことを明らかにしている。これは、需要がガス制限を超えた場合、トランザクションが減速し始めるまでプロトコルが料金を引き上げることを意味する。システムはα段階にあり、まだバグの影響を受けやすい状況だ。Optimismチームは、プロジェクトの初期段階で操作をデバッグするためのダウンタイムが予想されることを明らかにしており、この期間中、スワップの実行や手数料の獲得、取引の実行、流動性の追加が保留されるとのこと。
Optimisticチームはシステムアップグレードマルチシグと、数カ月以内に少なくとももう1つのアップグレードを発表することを明らかにした。トランザクションの送信が数時間ダウンし、履歴（状態ではない）がリセットされる可能性があるため、計画されたダウンタイムはかなり前に発表されるとのこと。
Optimistic EthereumでUniswapを使用するには
Optimistic EthereumでUniswapを使用するには、最初のL1アセットをL2にデポジットする必要がある。
この設定をするには約5分程度必要である。アセットがEthereumからOptimismに転送されたら、ユーザーはウォレットをOptimismに接続し、レイヤー2dAppとの対話を開始する必要がある。Optimismのスワッピングは、はるかに低いガス料金とほぼ即時の取引確認を除き、レイヤー1 Ethereumに似ている。Optimismに流動性を提供することも、レイヤー1 Ethereumの流動性と同様だが、前者LPのより費用効果の高いリバランスまたは再投資料金がある。
ただし、現在L1とL2 Uniswap Protocolの展開間取引ルーティングが不足しているため、OptimismLPはL1取引量から手数料を獲得しないとのこと。さらに、L2アセットは、OptimismGatewayを介してEthereumレイヤー1に戻せる。これは、検証者がOptimismネットワーク上の不正を検出するのに十分な時間を確保するため、撤回プロセスには7日かかるとのこと。
なお、今後のOptimisticチームは、システムの安定性を最優先とし、バグの修正とTPSの制約を強化。オープン展開の準備をすることで、開発に継続的に取り組んでいくとのこと。
