ポケモンをテーマにした仮想通貨に投資できるリザードントークン

熱心なサポーターから誕生したリザードントークン

仮想通貨市場から、人気のポケモンであるリザードントークン(CharizardToken)が購入できるようになった。

4月15日付の当NEXTMONEYの特集記事「ポケモンが仮想通貨に登場:リザードントークンに投資できるように」で報じたように、仮想通貨にポケモンシリーズのキャラクターの中のリザードンがトークンとなって誕生し、高い関心が寄せられている。このリザードントークンは、ジェームズ(James)CEO(最高経営責任者)、開発者のメリッサ(Melissa)、同じく開発者のドットコム(Dotcom)、そしてコミュニティマネージャーのシーザー(Caesar)の4人の熱心なポケモンファンチームによって実現されたトークンである。

今回発行されたリザードントークンは、Binanceスマートチェーンプロトコル上に構築されており、初期トークン供給枚数が3800万枚、各トランザクションの5%を配布、2%がバーン予定であるほか、残りの3%がすべての保有者に再分配される予定で、開発チームは次のように語っている。

リザードントークンを設定したとき、これほど短い時間でこれほど速く成長するとは思っていませんでした。ほんの数時間で、私たちのコミュニティは私たちの想像を超えて成長し始めました。私たちは物事を真剣に受け止め、仕事に取り掛かることにしました。


リザードントークンは任天堂とポケモンカンパニの著作権を許諾していない

ポケモンファンからも高い関心が寄せられているリザードントークンだが、実は、任天堂とポケモンカンパニーの両社が著作権を許諾しているわけではない。

リザードントークンの公式サイトには、著作権に関する懸念を緩和しようと以下のように声明を載せている。

ポケモンの商標は、ポケモンカンパニー、任天堂、ゲームフリーク、クリーチャーズ株式会社が所有しています。リザードントークンはポケモンの名前、カード、ゲーム、シリーズ、またはポケモンの名前に関連するものに対する権利を主張するものではありません。

このような声明を公式サイト上で公表している背景には、リザードントークンの他にも、何十万ドル分ものポケモンのNFTトークンが販売されており、スマートチェーンネットワークからトークンまたはNFTを削除することはできないになっていることが要因とみられる。

開発チームはホワイトペーパー上で、今後、クリプトコレクタブルと呼ばれる事もあるNFTトークンとして、151のポケモンのトークンを購入できるようにすることを計画しているが、今後、著作権に関する問題をどのようにクリアしていくのか、しばらく注視したいところである。

関連サイト:
Charizard tokenロードマップ
ホワイトペーパー

ポケモンが仮想通貨に登場:リザードントークンに投資できるように

2021.04.15