ブライアン・アームストロング率いる会社が超裕福層の仲間入り
Coinbaseの創設者であるブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏は、同社の人気が急上昇したことを受け、最新のシリコンバレーの超裕福層になった事が分かった。
大手メディアブルームバーグによって、企業のファイリングとニュースレポートから計算したと報じられた内容によると、テクノロジー創設者へトレンドが引き続き勢いを増しており、アムストロング氏は取引所の直接上場から30億ドルの急落を享受だという。
フォームS-1(事業登録届出書)によると、2020年にアームストロングは100万ドル、約1億円にのぼる年棒と、180万ドル、約2億円の法務およびセキュリティ料金の償還に加え、5,600万ドル、約60億円のストックオプション(※1)を得たことが分かっている。
(※1)ストックオプションとは、株式会社の経営者や従業員が自社株を一定行使価格で購入できる権利を指す。
給料算出が難しいアームストロング氏
現在世界で最も高給取りのCEOと言われるイーロン・マスク(Elon Musk)氏を含む同業他社のように、アームストロングの給料は簡単なものではないと言われている。同氏は細分化されている仮想通貨市場を通じて会社を導いてきており、その過程で特定のマイルストーンを達成させなければならない。さらに、同氏はCoinbase株価が23.49ドル、約2,550円の“公正価値”の報奨価格から200ドル、約21,700円に達するまで権利確定を開始できない。この件に関してCoinbaseは次のように語っている。
2020年のアームストロングCEOのパフォーマンスアワードに関連する条件は非常に厳格であり、同氏のインセンティブを株主の利益と適切に一致させると信じています。
これらの理由から、アームストロング氏のオプションは、約1,600%の値上げで完全に権利が確定するとのことだ。Coinbaseは、外部投資家が初めて会社の株式を評価する数週間以内に公的取引所に打撃を与える予定だ。同氏にとって幸運なのは、必要な値上げはほぼ同じでの可能性がある点だ。Axiosは2月、Coinbaseが合計180万株のうちのいくつかを売却し、1株あたり303ドルに達している。これは、オプション行使価格から約1200%上昇した事になる。