みずほ、PayPalで20億ドルのビットコイン収益を見込む

みずほはPayPalで20億ドルのBTC収益を見込む

大手決済事業を展開するPaypal(ペイパル)は、昨年、仮想通貨市場における主要ヘッドライナーとなっており、プラットフォームに仮想通貨を導入していたことが判明した。アナリストは、ユーザーが仮想通貨を購入・保持できるようにする世界最大の支払い処理業者の決定が、仮想通貨がメジャーになるために必要なターニングポイントを提供すると予測した。

このサービスを開始することでPaypalは、ビットコイン収益で16億3000万ドル、約1,700億円を記録した競合他社であるCashAppと同様の収益の増加を目撃することを期待しており、数カ月後、スクリプトが再生されるとのことだ。

Mizuho Securities USAが実施した調査によると、Paypalの3億4600万人のアクティブユーザーの約5分の1が、調査が開始された2020年12月1日までにビットコインを取引しており、約65%がビットコインを使用して2,800万店で購入する準備ができていたとのことだ。株式市場でPayPal(PYPL)は、ビットコイン取引を可能にして以降、好調に推移しており、前四半期に20%の急増を経験していることから、同様の軌道で継続すると予想される。みずほは、今後カ月で株価が約350ドル(約36,000円)に達すると予想しているという。

PayPalは前例のない取引レベルに到達

PayPalの活動と取引量も前例のないレベルに達している。

統計によると、Paypalのビットコイン保有者の半数が毎日アプリを使用。利用者は非保有者の約3倍に相当するという。保有者によって増加した活動は、おそらく記録的な2億4200万ドル、約251億円相当に値するビットコイン取引量を如実に表している

短期間に経験した大幅な成長は、PaypalがSquareのCashAppの道を密接にたどっていることを示している。みずほのフィンテックリサーチアナリストであるダン・ドレフ(Dan Dolev)氏は、PayPalの仮想通貨サービスは今年最大6億ドル、約622億円の収益を上げ、2023年には20億ドル、2,075億円に達する可能性があると推定している。

調査会社アナリスト、リサ・アン(Lisa Ann)氏は次のように述べているとZyCryptoが報じている

長期的にPayPalの仮想通貨イニシアチブには重要な戦略的価値があり、PayPalがPayPalとVenmoアプリを幅広い金融サービスの「宛先アプリ(PayPalを位置付けて消費者決済システム)」に多様化するのに役立つ。