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MINECOIN(マインコイン)基本情報
MINEcoin(マインコイン)とは、ICO(イニシャルコインオファリング)で資金調達した資金を、中国の巨大なマイニングファームを使用してマイニングを行い、これにより発生した収益を投資家やユーザーに毎日分配します。
マイニングとは、PCなどで計算を行い、ブロックチェーン上でトランザクションの承認・確認を行われます。
このマイニングを行うことで、報酬としてビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨をもらうことができます。
ですので、仮想通貨の取引のような元手が減るようなことはありませんが、性能の良いマイニングマシンや、広大な場所の確保、電気代等のコストが必要なため、個人でマイニングを行うリスクが発生します。
では、このマイニングに基づいたICOがどのように行われ、信頼できるものなのか解説していきます。
公式ホームページ:https://mine-coin.net/jp.html
ホワイトペーパー:https://mine-coin.net/document/wp/ja.pdf
真価を発揮するマイニング経済圏
仮想通貨が本来の真価を発揮するには、誰でも簡単に決済できるシステムを作るのが必要です。
また、その仮想通貨を使用して、仮想通貨を手に入れることができれば、さらなる利用者を獲得でき1つの大きなコニュニティを形成することができます。
仮想通貨の価値が半永久的に増え続けることにより、それに比例してその通貨を使う頻度も増加していきます。この仕組みを利用して、「マイニング経済圏」を作り出そうとしています。
マインコインは、マイニング経済圏こそが、私たちの目指す「仮想通貨が広く利用される世界を作る」というビジョンを実現させ、人々をより豊かな生活へと導いていくと、仮想通貨市場に新しいジャンルを作り出そうとしています。
マイニングファームには再投資が自動的に繰り返されるため、価値は絶えず上がっていく。
これが他の仮想通貨とは大きく違う点である「使えば使うほど価値が上がり続ける」仕組みである。4つのマイニング経済圏を確立させる特徴
マインコインはマイニング経済圏を確立させるために4つの特徴・要素を挙げています。
- マイニングファーム
- mine wallet
- mine デビットカード
- MoT[mining of Things]
以上の4つの特徴・要素について詳しく説明していきます。
マイニングファーム
マイニングファームとは、仮想通貨を採掘するための工場や施設のことです。
マインコインは、このマイニングファームを使い、仮想通貨への投資を自動的に繰り返すトークンエコノミーを作り出そうとしています。
すでにマイニングファームは、中国ウルグイとモンゴルで、マイニング事業を稼働させている工場を保有しています。
そのに設置されているマイニングマシンは最新のGPUを搭載しており、マイニングされたEthereum(イーサリアム)は月利8~25%の収益を出しています。
mini wallet
mine wallet(マイン ウォレット)はマインコインを保有している人には必ず初ようになる機能です。
このウォレットに保管することで、マインコイン保有枚数に応じてマイニングされたビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を配当として受け取ることができます。
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・XRP(リップル)
・ADA(エイダ)
・MINE(マイン)
しかし、配当を受け取るには、最低でも24時間はマインコインをmine wallet(マイン ウォレット)に保管しておく必要があります。
決済を行う際にもこのmine wallet(マインウォレット)があれば、仮想通貨の決済も可能になるようです。
mine デビットカード
マイニング経済圏を確立し、誰でも簡単に決済できるシステムを作るには、必ずこのデビットカードが必要になります。
マインはmine wallet(マイン ウォレット)と連携し、mine で決済が行えるデビットカードを発行します。
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・BCH(リップル)
・MINE(マイン)など
mine デビットカードは利用金額の5%が決済手数料として自動引き落としされます。
この手数料の内訳は、「手数料30%」「mine トークン還元70%」とmine トークンを使う頻度や利用者が多くなるほど、還元されるトークンも多くなります。
MoT[mining of Things]
MoT(マイニング オブ シングス)は、IoT(インターネット オブ シングス)を変換したマイン独自の造語であり、mineプロジェクトの仕組みである、マイニングで得た収益をトークンホルダーに再分配することから造られた言葉です。
マインはこの分配の仕組みを「モノ = 商品」として付与していくとしています。
その第一弾のプロジェクトが、2018年の10~12月にリリースされる「MoTハードウェアウォレット」です。
MoTハードウェアウォレットを利用することにより、自動的にmineコインが利用者に付与されるシステムになっています。
mini ICO
mineのプラットフォームにICOのトークン概要が説明してあります。
また、自分がICOを購入した際に、どのようにその資金を使用しており、信用するに値するのか確認しましょう!
資金調達したうちの70%をマイニングファームの建設、30%を開発・運営にに分配されます。
mine マイニングファーム
mine プロジェクトは、マイニングファームを運営する上で欠かせない GPU の仕入れについて、2つの会社と重要な契約を締結しています。
現在、使用しているGPUは「P104 / P106 / P102 / RX570」の4 機種で、 今後新しい機種が発売された場合、随時テストを行い導入を検討する予定です。
すでに稼働しているマイニングファームの詳細も掲載されており、広大な土地に高性能のGPUが設置されています。
新疆(しんきょう)ウイグル自治区 石河子市工場
内モンゴル自治区工場
これまでのマイニングフォームの経営により8〜25%の月利を得られることが確認できているようです。
さらに、今回のマインコインの発行においても実現可能と予想されており、少なく見積もっても8〜10%の月利は達成できると見込んでいるようです。
YouTuberのラファエルさんも今回のマインコインに関して動画上で説明をしており、実際にマイニングフォームに行って説明をしています。
ロードマップ
マイントークンが仮想通貨取引所に上場するのは今年の2018年の10〜12月を予定しています。
実際のトークンを保有し、マイニングファームが稼働してからトークンを報酬として受け取ることができるため、ICOにボーナス付きで参加するのか、ICO後にマイントークンを買うのか、ロードマップをしっかりと見てから決めた方が良いかもしれません。
購入に値するか?
紹介動画は情報商材系のプロダクトローンチであり、撮影場所は都内のホテルの可能性が非常に高いです。
プロダクトローンチとは、メールアドレスやLINE@に登録させ、4個-5個の紹介動画を流し期限を決めて爆発的にものを売る方法です。
5-6年前くらいから流行ってる手法ですが、ネタを変え品を変え行われています。
今年から、一気に仮想通貨にネタをシフトチェンジして行われています。
一番有名なのがノアコインです。
それの小さいバージョンと思って頂ければわかりやすいかと思います。
詳しくホワイトペーパーを読む必要もないと思います。
しかし、引っかかってしまう方の為に実際に読んでみました。
突っ込みどころ満載です。
今回は箇条書きでこの評価になった理由を載せておきます。
- 大規模な誇大広告(本や雑誌はお金があればだれでも広告可能)
- ホワイトペーパーの画像は使いまわし
- デビットカードは5%の決済手数料かかる
- 本当にVISAの発行ライセンスがあるのか
- 発行枚数多すぎる(2000億枚はやりすぎ)
- 開発者がFacebookで未確認の人が多い
こんなところでしょうか。
もしICO購入する場合は、ガイドラインを一度お読みください。
日本は新しい市場が出てきた時に、詐欺師達に市場をとられています。
情報も錯綜しどれが正しい物なのか判断がつきにくい環境が作られてしまいます。
今のところ、くだらないICO合戦をやってる間に海外勢にかなり遅れをとっているのが現状です。
しかし、一人一人がリテラシーを上げていけば、海外に向けていいものが生み出せると思っています。
ということで、今回も当然購入するに値しません。