仮想通貨取引所FTX、Uniswapインデックス先物を発表
仮想通貨取引所FTXは、分散型取引所(DEX)プロトコルUniswapのインデックス先物契約「UNISWAP-PERP」の販売を開始した。UNISWAP-PERPと呼ばれるこの契約は、上位100のの流動性プールのトークン取引ペアに連動するインデックス先物であり、各プールの「インプライドアセット価格」の合計を基準に価格が推移する。
FTXの創設者兼CEOのSam Bankman-FriedがThe Blockに対して、「Uniswap指数の価格は、各プールのインプライドアセットの価格の合計です」と述べている。
UNISWAP-PERPに取り組まれる上位100のプールの選び方としては、Uniswapのプールランキング、イーサリアムおよびステーブルコイン以外のプール、WETHペア以外のプールに基づく。
Uniswapは現在、主要なDEXプロトコルであり、ほとんどのトークンがプラットフォームにリストされている。UNISWAP-PERP契約では、ユーザーは先物契約を通じてこれらのトークンへのエクスポージャーを取得できるとのことだ。また、UNISWAP-PERPには、無期限先物だけではなく、四半期ごとの先物とレバレッジトークンの取引も提供されるとBankman-Fried氏は述べている。
Uniswapとは2018年末にメインネットを開始したイーサリアム ブロックチェーンを用いた分散型取引所であり、イーサリアム上で最大の取引高を誇っている。さらに、8月24日時点で過去30日間におけるイーサリアムのガス消費量がテザーを上回り、16100ETHとなっていることが明らかとなった。
今回インデックス先物がUniswapで新たに取引されるようになったことで、ますますイーサリアムのガス消費量が増加するとみられている。