ウィンクルボス兄弟が仮想通貨に関する特許を取得
大手仮想通貨取引上のWinnklevoss IP社の経営をしている、ウィンクルボス兄弟は、仮想通貨を取り入れたETPに関する、特許請求が受理され、特許の取得が決まりました。
同社は、昨年の12月に特許請求を出しており、特許の取得に至っています。
2017年に3月には、ビットコインに基づいたETFのBats証券取引所への上場を申請していましたが、SEC(米証券取引委員会)に却下されていました。
ETFを開発しながらも、上場の許可がSECから下りずウィンクルボス兄弟ですが、SECが考えいる市場の健全化・安全性を汲み取りながら今回の特許取得にこぎつけています。
Winnklevoss IP社は1か月前に別の特許取得をしています。
その特許とは仮想通貨取引のセキュリティを強化する技術であり、もうすぐ市場に浸透すると予想されている仮想通貨市場にを促すべく、Gemini取引所では4月、「ブロック取引」が導入されています。これにより、大口取引が市場で行われ、価格の乱高下を抑制することが可能になります。
現在、米証券取引所はユーザーや投資家を保護するために、取引所でのビットコインに基づくETF取引を一切認めていません。
ETFやETPなど、仮想通貨に関するものが世界に認識され広がりを見せれば、株式市場の投資家やユーザーが仮想通貨に参入することに繋がるかもしれません。
兄弟が今回取得した特許は仮想通貨におけるセキュリティシステムにおいてであり、仮想通貨の普及への最大のファンダメンタルズと言われるETF承認とまでは未だ届きませんでした。
しかし、この特許取得は将来的にBitcoinがETFに承認されることが現実的になってきていると予見させてくれました。
ETFに承認されれば既存の金融商品である株式や金などの市場規模まで一気に拡大する可能性を秘めています。