ベンチャーキャピタルが仮想通貨子市場について予測

ベンチャーキャピタルが仮想通貨子市場について予測

ベンチャーキャピタルのパートナーであるスペンサー・ボガート氏が4日、ゴールドマンサックスに続き、他の銀行も仮想通貨のトレーディングデスクの開設に踏み切ることになると発言しました。

先日よりゴールドマン・サックスは、多くの顧客からの依頼を受けていることから、ビットコインで契約のトレーディングデスクを開設することが発表されています。

この発表に対してボガート氏は「間違いなく大きなステップだ」と述べさらにこのように続けました。

「突然今になって堰を切ったようにビットコインの制度化へ進むことが完璧な解決策だとは考えていない」「この市場が非常に大きく、もはや無視できない」「ほとんどの銀行にとって、コインベースやバイナンスといった企業が動かしている金額は。既に見たり聞いたりしているものだ。市場に参入しなければ、このような中からウォール街最大の銀行のいくつかを上回る企業がでるかもしれない、という現実的なリスクがある」

またゴールドマンサックスの役員のナラ・ヤレド氏は「ビットコインが世界を支配するとは考えていない。通貨の特徴を持たない」とし、「詐欺ではない」と発言しています。

ゴールドマンサックスを中心とした金融市場まで、ビットコインをはじめとする仮想通貨事業に急激に参入してきそうである。

運営の見解

運営の堀口
3月のG20では仮想通貨の市場規模は全体のGDPの1%未満であり、問題視すべき状況ではないとの見通しでしたが、金融界の見解は違うようです。

Coinbase、Binanceの規模を見れば仮想通貨市場への参入を余儀なくされており、今後の市場拡大への波へ乗らざるを得ないという理由だけでなく、優秀な人材がスタートアップベンチャーへ流出している現状を危惧していることも事実です。

大手金融機関の参入は最早、インフラ整備に近い雰囲気を感じさせます。