オーストリア規制当局、無許可の仮想通貨事業者を特定
オーストリアの金融規制当局(FMA)は、セクター内の消費者への最新の警告で、ライセンスのない4つの仮想通貨事業者を特定した。仮想通貨など幅広い金融サービス業界の規制を監督するオーストリアの金融規制当局は、PremiumBorsa、Pennyworth Investments、GCG 24、およびANB Bankの4つの会社が無許可で仮想通貨交換事業を行なっているとして警告している。
PremiumBorsaとPennyworthは、どちらもデジタル通貨取引サービスを専門としており、GCG 24が外国為替に関与している企業で、 ANB Bankは、個人および企業の信用ニーズに合わせて幅広い商品を提供するローン会社であるとのこと。彼らは規制当局の増え続けるブラックリスト企業のリストに加わり、FMAはこのセクターの他の企業に注意するよう正式に警告しているとのことだ。
規制当局によると「オーストリアの金融市場局(FMA)は、特定の指定された自然または法人が特定の投資サービス取引または銀行取引の実行を許可されていないことを一般市民に通知する場合があります。ただし、当該人物がそのような行動の原因を与え、一般市民に通知することが、関係者の不利益の可能性に関して必要かつ合理的であると見なされる場合。」とされているとのこと。
また、最近数週間でリストに追加されたこのセクターで事業を行うのに十分なライセンスを保持していない事業者は、いづれも最大200,000ユーロのペナルティのリスクを負っているとのことだ。さらにFMAは今回ブラックリストに追加された以外の企業についても、免許をまだ取得していない疑わしい事業者については、警戒を続けることを促している。