リップル提携のマネーグラム 、eWalletパートナーシップを通じてUAEで拡大
国際送金ネットワークサービスを提供するマネーグラム(MoneyGram)は、デジタル金融サービスと提携。この提携により、世界200カ国以上へ、数百万人におよぶeWalletユーザーのP2P送金を可能になることが分かった。
PR Newswireが発表したプレスリリースによると、マネーグラムはEtisalatの合弁会社であるDigital Financial Services LLCとのパートナーシップ締結を発表。DFS(デジタル金融サービス)と提携することで、中近東地域にて事業拡大を図り、存在感を強めたい思惑だ。
マネーグラムCRO(チーフ・リスク・オフィサー) であるグラント・ライン(Grant Lines)氏は、UAEが世界最大の送金国の1つであると指摘。eWallet は電子マネー決済システムを提供する企業で、DFSが所有するマネーグラムとのコラボレーションにより、クライアントは200カ国以上への送金が可能になる。
eWalletは、クライアントにモバイルアプリを介して送金する機能を提供する。同サービスを利用するには、地元の通信事業者から提供されたUAE IDとSIMカードが必要だ。プレスリリースによると、アプリは銀行口座を持っている必要はないとしている。
XRPはマネーグラムで使用されていないのか
仮想通貨王の異名を持つMcAfee(マカフィ―)の創業者でもあるジョン・マカフィー(John McAfee)氏が、今度はXRPについて気まぐれ?な発言をし、再び注目を集めている。
マカフィー氏は、リップルのXRPについて“価値がない”資産と断言しており、マネーグラムはユーザーにこのコインの使用を提供しないとまで主張している。続けて、暗号化を介して支払いを行う銀行を信頼する必要はないとも述べており、「特にマネーグラムと名付けられた他の集中型支払いシステムを信頼する必要はない」と非難している。
マカフィー氏は、かつて世界最大のビットコインおよび仮想通貨サポーターだったが、今年の1月にBTCでV字型のリバースを作成。匿名性の高いコインを資産としてではなく、銀行や政府から独立した代替の支払い手段として売り込み始めている。
今月22日の当NEXTMONEYで発信した記事『ジョン・マカフィー、「仮想通貨に投資はしない」』 https://nextmoney.jp/?p=30771 にもあるとおり、仮想通貨に対するきまぐれな発言で、これまで最大の仮想通貨投資家とみられていたが、一転してアンチの立場に立ったとみられている、
以前マカフィ―氏は、ユーザーから過去に関心を持った仮想通貨はあるかと問われた際、DAIとMonero(XMR)が唯一使用している仮想通貨であり、頻繁に使用すると述べている。