最後のビットコイン半減期ブロックに「秘密のメッセージ」が隠されていた

最後のビットコイン半減期ブロックに「秘密のメッセージ」が隠されていた

3回目のビットコイン半減期は2020年5月12日4時23分に発生し、ブロック630,000でビットコインの新規供給を半分に削減した。しかし最後から2番目のブロック629,999には、ビットコインの起源へのオマージュである秘密のメッセージがあることが明らかになった。

メッセージは、マイナーが自分に報酬を送るコインベーストランザクションで書かれており、「米連邦準備制度理事会(FRB)が追加で提供する2兆3000億ドルは、2008年の救済額を超える」と書かれていた。これは新型コロナの経済対策としてFRBが4月9日、企業や家計を支援するために最大2兆3000億ドル(約250兆円)の追加資金供給策を発表。財政支出の規模は一気に2倍になり、リーマン・ショック時(2008年)の7千億ドルを大きく超えたことを報じた内容のようだ。

ビットコインのダイハードが知っているように、ビットコインのブロック内に政治的声明が出されたのはこれが初めてではなく、創世記ブロックとして知られている最初のビットコインブロックにもメッセージが含まれていた。

ビットコインの発明者である中本聡は、ブロックが作成された日のタイムズ新聞の記事にこのメッセージを含めており、これは、ビットコインの始まりと時代の始まりの両方にタイムスタンプを付けたことになる。それ以来、政治情勢は変化したが、2020年の決定的な要素は、米国および世界中でのマネープリンティングの急増であり、このような金融政策により、ウォールストリートの伝説のポールチューダージョーンズはビットコインを支持し、彼の純資産の1〜2%をそれに投入すること決定した。また、ビットコインの次の半減期は210,000ブロック後の#840,000到達時。2024年を予定している。