ウズベキスタン、仮想通貨を購入禁止
ウズベキスタン政府が、仮想通貨の購入を禁止する意向を示していることが現地メディアが報じた。報道によると、仮想通貨の購入はいかなるケースであろうと購入が禁止されるようである。
ウズベキスタン政府は、仮想通貨規制について、前進的な国であった。実際に昨年9月、ウズベキスタンのシャブカット・ミルジヨエフ大統領は仮想通貨取引を合法化及び仮想通貨取引のためのライセンスの発行を行ことを発表していた。また、今回の方針では仮想通貨の取引はもちろん、同国から認可されている仮想通貨取引所も仮想通貨を購入することが不可能になるという。
しかし、政府が認めた手段にて仮想通貨を購入し、現時点で仮想通貨を保有、それを証明することができる人々は、2カ所の取引所にて売却することができるという。もちろんマネーロンダリングやテロ資金対策のため厳格なKYC(本人確認)が必要となる。
今回の仮想通貨の購入禁止に関する方針は、詳細な理由は明らかにされておらず、一部ではこの方針は実質上、意味がないのではという意見が挙がっている。最近では、スマートフォンの普及により、店頭取引(OTC)や小売店、個人取引など、取引所を解さない方法での取引環境が整っている。そのため政府のこの判断がどのような方向に向くのか注目が集まる。