ビットメイン子会社、約7,400万円を凍結 =裁判所判決
中国広東省の地方裁判所である深セン深セン市法案区人民院は、同国の大手マイニングBITMAIN(ビットメイン)の子会社である深セン・センチュリー・クラウド・コアの資金を凍結する判決を下した。凍結される金額は471万8710人民元、日本円にして約7400万円である。
深セン・センチュリー・クラウド・コアは、ビットメインの完全子会社として、ビットコインのマイニングマシン製造の一環を担っている。
今回の裁判については今年9月24日、電子機器部品を製造する東莞永江エレクトロニクスとの交換契約に関する裁判が始まりである。また凍結金額については、東莞永江エレクトロニクスに有利な判決が下された場合、資産を保護ずる目的で資産凍結をすることを求めることができる。
そのため同社は、資産凍結を要求。471万8710人民元が凍結された。しかし、深セン・センチュリー・クラウド・コアは今後、今回の判決を上訴することが可能であり、凍結された資産が解除される可能性が残っている。
また、親会社であるビットメインからの公式声明は無い。最近では、ビットメインの共同創業者ミクリー・ツァン氏が、先週突如として強制解雇を言い渡されており、IPOを控えている同社としては穏便に済ませたいところだろう。