コインベース、仮想通貨XTZ(テゾス)のステーキング開始で「30%」上昇

コインベース、仮想通貨XTZ(テゾス)のステーキング開始で「30%」上昇

米国の仮想通貨取引所コインベースは7日「Tezosでステーキング報酬を獲得する簡単で安全な方法」の提供を開始したことを発表した。これまでステーキングサービスは機関投資家などの大口投資家に限られていたが、米国のすべての顧客が対象となる。また、これによりTezosのユーザーは、ネットワーク内で資産をステーキングすることで報酬を獲得できる。

現時点では、コインベースでTezos(XTZ)をステーキングすると、35~40日間の期間でユーザーに5%の収益がある。報酬は3日ごとに処理される。さらにコインベースへ出資を行うことで、同じデジタル資産の安全性を確保しながら、ユーザーが資産を制御およびアクセスが可能となる。

この発表を受けて、Tezosの価格は一時35%の高騰をみせた。現在は過去24時間で31%上昇の1.19ドル付近で推移している。

ステーキングとは?

仮想通貨におけるステーキングとは、自身の保有する仮想通貨を一定期間ロック(使用しない)することにより、新規発行された仮想通貨の一部や手数料を報酬として受けることが出来る仕組みである。

報酬を得るために、資産を保有しながらブロックチェーンのオペレーションに貢献することであり、Proof of Stake(PoS)やそれに類するコンセンサスアルゴリズムを採用すえうネットワークで広く使われている。

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