仮想通貨取引所バイナンス、2種類の法定通貨サポートを開始か
世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(binance.com)は5日、同プラットフォーム上にウクラナイ法定通貨である「フリヴニャ(UAH)」とカザフスタンの法定通貨「テンゲ(KZT)」のサポートを開始することが、TheBlockの報道で明らかになった。
報道によると取引所バイナンスが、ウクライナフリヴニャ(UAH)とカザフスタンテンゲ(KZT)の2通貨を、バイナンスのAPIへ追加されていることを確認しており、もうすぐ同プラットフォーム上に法定通貨をサポートが開始される予定であるという。
バイナンスは法定通貨のサポートに前向きな姿勢を見せている。先月24日にはナイジェリア の法定通貨ナイラ(NGN)をサポート。その直後の10月31日には、ロシアの法定通貨ルーブル(RUB)のサポートを発表した。またこの2通貨について、ナイラ(NGN)は9月24日、ルーブル(RUB)は10月29日にAPIに追加されていたこともあり、今回の報道に真実性は高い。
バイナンスプラットフォームは2019年突入してから、仮想通貨を購入するユーザーの利便性を向上するため、各国の法定通貨の入出金を急激に拡大している。しかし、仮想通貨の法整備や規制当局が厳しい日本の「円」での入出金は執筆時点で対応していない。しかし今後、ブロックチェーンおよび仮想通貨の法整備が各国で統一されることになれば、円での入出金も対応する可能性はありそうだ。
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