BeyondBlocks レポート Part.3

BeyondBlocks レポート Part.3

運営の堀口

4/4〜4/5の2日間にかけてウィンストンホテル東京(目黒区)で開催された国際サミット「BeyondBlocks 東京サミット2018」にメディアパートナーとして招待いただきました。

世界中からブロックチェーンに関連するトップリーダー、開発者、投資家、そしてブロックチェーンに熱狂する仲間たちが東京に集結しました。

今回はその国際サミットの模様を取材したレポートに加え、運営 堀口の見解と考察も交えお伝えします。

 

  • 基調講演:WanChain
  • 登壇者:
    Wanchain 創設者兼CEO ジャック・ルー (Jack Lu)
    Bowen Lu, Co-Founder & President, UTour
    Joey Huang, Co-Founder, GameBank
    Kevin McKenzie Cook, Co-Founder, AllSpark

WanChainだけでなく、WanChainプロトコル上の2つのプロジェクトも登壇しました。

【WanChain】
2017年にプロダクトを始めました。パブリックキーもしくはプライベートキーを使っていればアクセスすることが可能になります。

年初にプラットフォームをローンチして、非常に順調です。

台帳を作って、サマリーを違うチェーンに入れられる仕組みを作りました。将来的には多くのネットワークがそれぞれのアプリケーションをもっていて、繋がれるようになります。

【AllSpark】
30年前に新聞を読んで、家族とコーヒーを読みながら団欒をしていたことを思い出して下さい。これはひとつのチェーンです。今はニュースはSNSから取得する時代になりました。

UGC、Self-Media、Advertiser。コンテンツを結びつけることがどんどん難しくなってきています。

UGCに入った配当が、Self-Mediaにもシェアされます。ALLSPARKはGoogle, Facebookよりももっと大きなプラットフォームになる可能性があります。Baidu, Tencent, Facebook, Google, Linkdinなどとパートナーを組んでいます。

【GameBank】
ゲーム業界は、世界のワークスペースの1/3を占めます。ゲームプレイヤーの価値は1,080億、2020年には1,280億ドルになる予測です。我々はエージェンシーの手数料がないものを作っていかなければなりません。

プレイヤーは、時間をかけるほど面白いゲームなのか?という質問があります。ひとつのゲームから他のゲームにアセットを移すことを考えました。そして、コミュニティーを作ることもしました。

ゲームのやり方を変えるのがGameBankです。ゲームアセットを違った使い方をするビジネスです。ゲーム業界のキャッシュフローを守るためのプラットフォームでもあります。ゲームアセットをトランスフォームできるし、コミュニティーを成熟させるための戦略をもったものです。トークンがリワードとして提供されます。

話題なったCryptoKittiesなど、ゲーミングプラットフォームは少しづつ認知され始めています。

ゲーム市場はあらゆるOSの開発が進む中で年々成長を続けています。

ブロックチェーン×ゲームは他の分野に比べ、いち早く流行の兆しを見せており、その理由はゲーマーの多くがITリテラシーが高いからと考えられます。

 

  • 基調講演:教育におけるブロックチェーン
  • 登壇者:Gaurang Torvekar, Co-Founder & CEO, Indorse

ブロックチェーンが教育業界に革命をもたらすということについて、Indorse社CEOトーベカー氏が知見を共有しました。

ブロックチェーンベースのデジタル認証をNgee Ann Polytechnicで試験的に用い、そのアイディアをIndorse社で進化させたという自身の経験について語りました。

Indorse社では、ユーザーが個人のプロフェッショナルスキルをブロックチェーン上で管理できるようなシステムを開発しており、Indorse社は2017年11月の欧州議会のレポートで高い評価を受けました。

ブロックチェーンの実利用という面では、教育や医療など、途上国が必要とする分野で活躍の日が近いかもしれません。

 

 

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