ウォーレン・バフェットランチに、Circle社CEOが参加決定
2019年7月18日、仮想通貨TRON(トロン)のCEOジャスティン・サン氏が約5億円で権利を落札し、今年で20回目を迎えるウォーレン・バフェット氏との昼食会に、仮想通貨関連企業CircleのCEOジェレミー・アレール氏が招待されることが判明した。なお、先月17日にも、ライトコインの創設者チャーリー・リー氏がランチに招待されたことが発表されている。
ツイッターでサン氏は「私の良き友人ジェレミー・アレール氏をウォーレン・バフェット氏とのランチに招待したいと思います。あと7日で、(招待される)ほかの友人も発表されます」とコメントしている。この呼びかけに対し、アレール氏は以下のように返答。
「私は仮想通貨について議論するため、来週のランチにあなたと参加できることを光栄に思います。仮想通貨は現在、世界的にも重要な政策課題なっています。バフェット氏が仮想通貨を理解し、私たちもまた、彼から学ぶことがたくさんあります」
Hi Justin, I would be honored to join you and @WarrenBuffett next week to discuss crypto!! Count me in. Crypto is now a major global policy issue and there is a great deal for Mr Buffet to understand and for us to learn from him as well. https://t.co/PGY8bXQBcZ
— Jeremy Allaire (@jerallaire) July 18, 2019
「パワー・ランチ・ウィズ・ウォーレン・バフェット」と呼ばれる昼食会は、映画「プラダを着た悪魔」にも登場したニューヨークのステーキハウス「Smith & Wollensky」で行われるのが通例だが、今年に限ってはサンフランシスコのジャクソンスクエアにある3つ星レストラン「Quince」で行われることになった。金融街の外れにあるこの店は、イタリアンフレンチレストラン(北イタリアンベースのフレンチ料理)。バフェット氏がお気に入りのハッシュトブラウンはメニューになさそうだ。
ランチには7人まで同行者を招待できる。残り5人の同行者だが、アレール氏のツイートに対するコメントをみると、リップル絡みが注目されているため、リップル社の創業者クリス・ラーセン氏、ステラ(ルーメン)の関連企業InterstellarのCEOアダム・ルドウィン氏などの参加も期待できる。また、サンフランシスコに本社のある仮想通貨取引所コインベースのCEOブライアン・アームストロング氏も候補に挙がっている可能性もある。
サン氏は、現在ツイッターの固定トップにトランプ大統領宛てに「7月25日のバフェット氏との昼食会にあなたを招待したいと思います」とのメッセージを載せているが、これに対する大統領の返信はなく、寄せられたコメントには「ランチに大統領を呼ばないで欲しい」などの声が見られる。ランチ前日まで、1日1人ずつ発表される可能性もあるため、ツイッターなどの情報からは目が離せない。