取引所バイナンス、フェイスブックの仮想通貨リブラの上場に前向き発言か
世界最大の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)の戦略責任者であるGin Chao氏が、最近発表されたフェイスブック社の独自通貨であるLibra(リブラ)に関して話し合いを開始していることが、FX・仮想通貨メディアFinance Magnatesが27日に報道した。
実際に同氏は、フェイスブックと協議を進めていることを認めているが、現状の話し合いについて「非常に予備的な段階にある」と説明しており、今後も話し合いが進められることを示唆している。
フェイスブックの独自仮想通貨リブラは先月18日、VISA、Mastercard、PayPal、Uberなどを含む27社と共同で、2020年上半期までに仮想通貨を発行すると発表。
「The Libra Association」と題されたホワイトペーパでは、スイスのジュネーブに設立した「Libra協会」という団体で運営および、通貨の管理が行われることが決まっているが、通貨自体は発行されていない状況である。
バイナンスの戦略責任者Gin Chao氏は、同取引所へ仮想通貨リブラをリスティングする可能性と、そのメリットについて次のように述べている。
「彼らのコインを私たちの取引所にリストアップするのは、Facebookの利益になるだけではない。」
「また、フェイスブックがパブリックチェーンに参加することを決定し、そして彼らが彼らが得ることができるような種類の採用を得るならば、我々(バイナンス)はリブラをリストしたいと思うだろう。」