アサシンクリードなどを手掛けるゲーム企業「UBISOFT」、イーサリアムを用いたブロックチェーンゲームを計画
フランスの大手ゲーム企業「UBISOFT」は、イーサリアムを使用したブロックチェーンゲームの開発を計画中であることを発表した。
フランスのニュースレターLesÉchosによると、UBISOFTはすでにイーサリアムを使用したブロックチェーンゲーム・製品の開発に数カ月を費やしているという。
同社は、既存のゲーム内アイテムやアクセサリーをブロックチェーン上のデジタル資産に置き換えることを目標としている。
フランスの財務アナリストは以下のようにコメントしている。
UBISOFTはフォートナイトの成功の影で苦しんでいたのではない。
フォートナイトのメインユーザーはは10代の若者であるが、UBISOFTはより大人の成熟したユーザーを対象としている。
2017年発売以来、フォートナイトは約2億5000万人のアクティブユーザーを抱え、年間売上高は20億ドルを超えている。超大手であるUBISOFTでも手の届かない数字である。
そのため、UBISOFTは新たな市場にターゲットを絞る必要性があった。
UBISOFTはこれまで、「アサシンクリードシリーズ」「ウォッチドッグスシリーズ」「レインボーシックスシリーズ」「ファークライシリーズ」など、世界的な大ヒット作を世に送り出してきた。
ブロックチェーンゲームという新たな市場にいち早く飛び込んだUBISOFTは、この市場で天下を獲ることが出来るのか。
新しいゲームの扉を開いてくれることに期待したい。