ビットコイン(BTC)、アジア時間早朝に「8%」の下落

ビットコイン(BTC)、アジア時間早朝に「8%」の下落

仮想通貨の代名詞であるビットコイン(BTC)は4日、アジア時間の早朝に急激な下落率を記録し、ビットコイン価格は約8%の下落率を記録し、8,000ドルを下回っている。

ブルームバーグの連結価格によると、仮想通貨は最大で10%下落し、午前9時頃の香港ではBTCが7,930ドルで取引され、約2週間の間で最大の暴落となっている。

ビットコインは5月30日、仮想通貨本来のボラティリティの高さを見せ、わずか15分の間に3.5%上昇し、BTC価格は日本円の心理的なトレンドラインである100万円に到達する寸前の99万円まで上昇した。

しかし、その後ビットコインは3.5%の急激な下落率を記録したのだ。そのから本日までビットコインは横ばいで価格推移し、本日大幅な下落をした。

今回のビットコインの価格変動について香港の暗号通貨調査会社CoinFiの共同創設者兼最高経営責任者であるTimothy Tam氏は、次のように述べている。

「大量のボリュームがあります。これは通常のBitcoinの変動率です。一日の終わりには、伝統的な市場と比較して、これらの市場を動かすのに多額の費用はかかりません。」

価格暴落はビットコインのみではなく、その他の主要なアルトコインも同様に大幅な下落率を記録している。

時価総額2位の仮想通貨であるイーサリアム(ETH)も同様に大幅な下落率を記録し、237ドルにまで減少している。また、リップル(XRP)についても0.4140ドルで取引されており、24時間最安値は0.3949ドルを記録し、下落率は約6%を記録している。

この弱気相場で多くのアナリストが上昇に肯定的な意見や予測を行なっているが、MAGICと呼ばれるトレーダーはビットコインについて、「10月までに3,000ドルまで下落する可能性がある。」と予想している。

「ビットコインは10月に3,000ドルまで暴落する可能性がある」|TradingViewアナリスト

2019.05.29