「バイナンスのBNBは、証拠金取引で崩壊する可能性がある」|アナリストの見解
世界各国のSNSで知られている仮想通貨トレーダー兼アナリストであるJosh Ragerは24日、世界最大の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)の独自通貨であるBinanceCoin(バイナンスコイン/BNB)が、証拠金取引(マージントレーディング)の展開に問題が発生した場合「bloody correction(血まみれの修正)」に直面する可能性があると予測している。
証拠金取引では、トレーダーは自分の残高をレバレッジポジションを入力するための担保として利用できる。また、これによってトレーディングはより大きな利益を上げることができますが、その分リスクも高くなる。
バイナンスはこれまで証拠金取引を導入しない方向で避けてきましたが、Huobi Pro(フォビ)やPoloniex(ポロニエックス)、Kraken(クラーケン)、BitMEX(ビットメックス)など、世界各国の取引所が証拠金取引を採用し、すべてトレーダーにレバレッジポジションを参加させてきた。
取引所バイナンスは24日、証拠金取引(マージントレーディング)を近日実装する予定であることを、ツイッター上にてベータテスター向けのマージン取引プラットフォームとみられるスクリーンショットを公開していた。
Dark mode 🌚 or Light mode 🌝? #Binance pic.twitter.com/pGSb1np4yp
— Binance (@binance) 2019年5月24日
いずれにせよ世界最大の仮想通貨取引所として君臨するバイナンスは先月、7,000BTCという大規模なハッキング事件を経験しながらもBNBトークンの価格を最高値まで更新させているため、証拠金取引(マージントレーディング)でも最高のパフォーマンスを見せてくれるに違いない。