TronのCEOジャスティン・サンがBinanceハッキング被害のサポートを表明するも、断られる
大手仮想通貨取引所のBinanceが7,000BTC(約45億円)のハッキング被害を受けたことに対し、仮想通貨Tron(トロン)のCEOであるジャスティン・サンが被害額である7,000BTCを個人的に入金しサポートするとTwitterで報告した。
To support @binance , I will personally deposit 7000 BTC worth USDT (40 million USDT) into @binance to buy $BNB, $BTC , $TRX & $BTT if @cz_binance agrees. No need to #FUD! Funds are #SAFU!
— Justin Sun (@justinsuntron) May 8, 2019
Binanceをサポートするため、CZが同意してくれた場合私は個人的に7,000BTCを入金します。
FUDする必要はありません!資金は安全です!
これに対し、BinanceのCEOであるCZは以下のように回答した。
Thanks for the support, really appreciate it. But currently no need. We will cover the loss from the #SAFU fund, there is enough. We are hurt, but not broke.
We are working hard to resolve the issue, so that everyone can deposit and withdrawal again. Will take some time. https://t.co/0j4J0fk99W
— CZ Binance (@cz_binance) May 8, 2019
みなさんのサポートに本当に感謝しています。
しかし、現在はその必要はありません。私たちは、SAFEファンドの資金で損失は十分にカバー出来ます。
私たちは怪我をしましたが、破壊されてはいません。みなさんの入出金がいち早く再開できるように、時間はかかりますが問題解決のために取り組んでいます。
CZはジャスティン・サンのサポート表明に感謝しつつも、その必要はないと丁重に断った。
このジャスティンの発言に対し、一部のユーザーからは厳しい声が飛んでいる。
- あなたのTweetだけで市場がpumpするのには十分です。
- 公然と市場操作をしている
- SAFUファンドで、すでにカバーされていることはご存知ですか?これはあなたのマーケティング戦術です。
ジャスティンの本意はわからないが、ユーザーからはバイナンスのハッキング被害に乗じてのマーケティングであると捉えられている。
少し考えれば反感を買うことはわかりそうなものであるが、これが彼の戦術なのであろうか。