TrustToken、豪ドルにペッグしたステーブルコインを発表
暗号通貨会社であるTrustTokenがオーストラリアドルにペッグした新しいステーブルコインを発表した。
TrustAUDはオーストラリアドルと1:1で固定されており、TrustTokenがすでに発行しているTrueUSDと同様の法的および技術的基準に従うことになっている。すでに購入が可能であり、ユーザーはアプリケーションを利用して購入することが出来る。
また、AUDペッグ以外にもEUR、CAD、HKDとそれぞれペッグしたステーブルコインの導入も予定されており、2019年後半に販売が予定されている。
TrustTokenは、金から金のトークンや、ドルからドルのトークンを作成するなど、あらゆる資産をトークン化する。トークン化することにより、世界中のあらゆるものに投資することが可能であり、ネットワーク効果により複数人で資産を所有することになるため、民主化が進み、投資においての不正を行うことが困難となる。
また、競合他社であるTetherへの疑惑がある中で、TrustTokenは透明性を優先している。同社は、担保付資金を第三者のエスクロー口座に保管し、定期的に帳簿を監査することを発表し、会計事務所のCohen&Coと提携を発表している。
ステーブルコインの発行は最近乱立しつつある中で、TrustTokenのような透明性の高い企業を選択することは、自己資産を守る上では絶対条件と言える。