仮想通貨市場は未だに未発展な市場であり、仮想通貨をはじめとするフィンテックやインターネットの著名人の発言には、特に注目が集まる。
2018年、仮想通貨市場に「マカフィー砲」という言葉を残した、米国コンピュータプラグラマーでありマカフィーの創業者であるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は21日、自身の公式ツイッターにて「ビットコイン(BTC)の価格は2020年12月31日に100万ドルになる。」と発言した。
People are waking up to the fact that Bitcoin will be $1,000 000. But when? “Someday”. “Maybe 5 years”. “WIthin a decade”. I’m the only one giving you a hard date: Dec 31st, 2020.https://t.co/rst3BcypFz“will-be-1-million-someday-says-jesse-lund-vp-of-blokchain-at-ibm.html
— John McAfee (@officialmcafee) 2019年2月22日
公式ツイッターにて「ビットコインの価格は100万ドルになる。」と発言した内容は次のようになっている。
「人々がビットコイン(BTC)が100万ドルになるとう事実に目覚め始めています。しかしそれはいつなのか。5年後。10年以内に。私は曖昧な日付を伝えない人物の一人である。2020年12月31日だ。」
今回のジョン・マカフィー氏が発言した「ビットコインが100万ドルになる」という発言を信じている人物がもう一人存在する。
世界的なコンピュータ関連製品開発およびITサービス企業IBMのブロックチェーン・仮想通貨担当トップであるJesse Lund氏は21日、「IBM Think Conference2019」にてビットコイン価格は2019年末に5000ドル、将来的には100万ドルになる発言している。
John McAfee(ジョン・マカフィー)とは
2018年の仮想通貨市場においてJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏の名前を知らない投資家やユーザーは、おそらくいないでしょう。
その理由は、同氏のTwitterにて、気になる仮想通貨のトークン名をツイートすることで価格が急上昇する現象が発生、これが「マカフィー砲」と呼ばれ多くの投資家にツイートが注目されるようになったのだ。
2018年3月、同氏の公式Twitterにて、仮想通貨のプロジェクトや製品の宣伝するツイートをする場合、1件につき10万5000ドルの金額の支払を要求することを発表。
しかしその後、仮想通貨への参入および、仮想通貨の資金調達であるICO(イニシャルコインオファリング)への参入をしないことを発表した。この理由について「SECの脅迫により、私は今後ICOには関わらないし、推薦もしない。そしてICOを推進する人たちが逮捕されるのを楽しみにしている。」と発言していた。
さらには2018年6月、突然としてツイッターが更新されなくなったのだ。
しかし3日後の22日、「3日間休んでいたことをお詫びする。私はノースカロライナ州のVidentメディカルセンターで2日間意識不明となっていたが、さっき目覚めたところだ。私の敵が、食べ物に何かを盛ったようだが、私を殺すことは容易くはない。ただいま。」とTwitterを更新。暗殺未遂をされていたことが明らかとなった。
その後同氏は、「そして私を殺そうとした人へ。お前はすぐにこの怒りの真の意味を理解するだろう。私はお前が誰だか把握している。逃げたほうがいい。」と発言し、仮想通貨の表舞台からは少し離れることとなっていた。