今年1月にハッキングによって約580億円相当のNEM(ネム)が流出するなどの不正流出事件により、ほとんどのサービスを停止していたコインチェックが、10月30日より新規口座開設及び、一部のサービスの提供を再開すると発表した。
新規口座開設、一部仮想通貨の入金・購入再開のお知らせhttps://t.co/eRiNoREQyt
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) October 30, 2018
コインチェックでは30日より新規口座開設及び、一部サービスの提供も再開するとしており、これにより現状コインチェックで利用可能なサービスは以下の6点となっている。
- 新規口座開設
- 仮想通貨の入金及び、購入(BTC、ETC、LTC、BCHに限る)
- 仮想通貨の出金及び、売却(全ての取扱仮想通貨対象)
- 日本円の入金及び、出金
- レバレッジ取引における決済及び、証拠金の入金(レバレッジ取引でポジションを所有する利用者は、引き続き決済取引及び、証拠金の振り替え入金が可能。新規取引に関しては引き続き停止中。)
- Coincheck貸仮想通貨サービス(全取扱仮想通貨対象)
また、現在停止中のサービスに関しては再開準備中であり、安全性の確認及び、準備が整い次第、順次再開していくという。現在再開準備中のサービスは以下の7点となっている。
- 仮想通貨の入金及び購入(ETH、XEM、LSK、XRP、FCT)
- レバレッジ新規建て取引
- アフィリエイト
- 日本円コンビニ入金
- 日本円クイック入金(Pay-easy)
- Coincheck payment
- Coincheck でんき
現在、仮想通貨市場における価格は低迷しており、こんかいのコインチェック再開の発表は、日本国内の仮想通貨市場においては久しぶりとなる好材料と言えるだろう。今後順次他のサービスが再開し、仮想通貨市場が活性化されることが期待されている。