英国決済プロバイダのMoneyNetintがリップルネットへの参加を発表

英国に拠点を置くMoneyNetint社の発表によれば、同社はリップル社と提携及び、リップル社の送金ネットワークであるリップルネットへ参加するようである。

MoneyNetint社は英国ロンドンに拠点を置く決済プロバイダーの提供を行っている企業であり、企業に対し外国為替取引の提供や電子マネーを使った送金など、決済に関する業務を幅広くおっこなっている企業である。またMoneyNetint社では英国の金融行為監督機構であるFCAから電子マネー発行及び、決済サービス提供の認可を受けており、企業から個人まで多くの顧客に対しオンライン金融サービスの提供を行っている。

今回の提携によりMoneyNetint社ではリップルネットへ参加することで、決済業務を分散型処理することが可能となり、これまで以上に効率的に送金及び、決済業務を行えるそうである。

MoneyNetint社のCEOを務めるYishay Trif(イーシー トリフ)氏は今回の提携に関し、「今回のリップル社との提携及び、リップルネットへの参加は、当社の決済業界における革新的分野への進出を可能にするとともに、当分野において弊社が画期的な企業になるという当社の経営戦略の一環である。」と述べている。

またリップル社で顧客管理責任者を務めるNadeem Ladki氏も今回の提携に関し以下のように述べている。

「リップル社も今回のMoneyNetint社との提携を歓迎している。MoneyNetint社はリップルネットへ参加し、弊社のブロックチェーン技術を活用することにより、利用者の為替レートの軽減及び、簡素化が可能となり、コスト等の問題によりこれまでサービスの提供が困難であった市場に対してもサービスの提供が可能となる。」

今回MoneyNetint社が参加を発表したリップルネットにはすでに多くの企業及び、金融機関等が参加しており参加数は40ヶ国以上で合計100社を超えている。名だたる企業が数多く参加しており、三菱UFJファイナンシャルグループ、みずほファイナンシャルグループ、三井住友信託銀行、SBIホールディングス、Bank Of  America Merri Lynch, Santander, MoneyGram, Western Unionなどと言った、一度は耳にしたことがある企業も多数参加している。

国内外を問わず大手金融機関も多く参加しており、今後のリップルネットの動きに関しても注目されている。