タイの外務省はアメリカに逃亡しているとされていたPrinya Jaravijit容疑者のパスポートを今週の水曜日に無効化したと発表した。
同者にはフィンランドの投資家からビットコイン(BTC)7億9700万バーツ分(約27億円)を騙しとった容疑がかけられている。
Prinya氏は月曜日までにタイへの帰国命令が出されていたが外務省がパスポートを無効化したことにより帰国が出来なくなっていた。
現在、パスポートが無効化されたことにより不法滞在状態となっており、同氏はタイへ帰国するために在米タイ大使館で手続きを行っている。
Prinya氏の家族も全員容疑者であるとされており、その他にも投資家Prasit Srisuwan氏とChakrit Ahmad氏も容疑者として挙げられていたがフィンランドの投資家に賠償金を支払い和解している。
さらに来週、警察はPrinya氏の両親と兄をマネーロンダリングに関わりPrinya氏からお金を受け取り使用したとして起訴すると見られている。
タイの反マネーロンダリング事務局はPrinya氏の家族やこの件の関係者から2億1000万バーツ(約7億1800万円)相当の資金を押収した。
Prinya氏はフィンランドの投資家に3本の動画 を購入する為とDragon coinと呼ばれる仮想通貨を購入させる為に、計5564ビットコインを自分たちのグループに移行させた。
またPrinya氏はフィンランドの投資家にDoragon coinは高い投資リターンを約束するなどと謳っていたという。
警察はPrinya氏のグループが彼らの銀行に資金を移し彼らの名義で土地を購入したことなどから事件の解決に至ったという。