Huobiが、日本の仮想通貨取引所「BitTrade(ビットトレード)」を実質的傘下に!

香港を拠点とする大手仮想通貨取引所Huobi(フォビ)の日本支部である「Huobi Japan(フォビ ジャパン)」は、日本の仮想通貨取引所である「Bit Trade(ビットトレード)」の臨時株主総会にて、支配株主を変更することとなり、実質的にビットトレードがHuobiの傘下となることが決定した。

ビットトレード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 閏間亮。以下、「当社」といいます。)の実質的支配者 True Joyful Limited(シンガポール法人、取締役チェン・リェ・メン・エリック。)は支配株主を変更することになり、当社の実質的な経営権が下記のとおり、異動することになりましたので、お知らせいたします。
親会社の経営権の異動に関するお知らせ。

BitTrade公式サイトより引用

現在、日本の仮想通貨取引所が金融庁の登録業者として営業しているのは16社であり、Huobiグループが日本への参入が時間の問題かと思われたが、支配株主の変更という形でHuobiは日本へ進出となる。

取引所BitTrade(ビットトレード)は、2017年9月に仮想通貨交換業として登録を完了しており、ビットトレードの親会社FXTF ASSET INVESTMENTS PTE LTDの株主であるCheng Lye Meng Eric(トゥルー・ジョイフル・リミテッド)氏から、HuobiJapanホールディングスのChris Lee(クリス・リー)氏へと株式が100%譲渡される。

また、社外取締役の鶴泰治(株式会社FXトレード・フィナンシャル 代表取締役社長)と、小林彰彦(株式会社FXトレード・フィナンシャル 取締役副社長)の2名が退任。新たに陳 海騰(Huobi Japan株式会社、代表取締役社長)、クリス・リー(Huobi Japan Holding Limited、香港、CEO)、ホー・リー(Huobi Capital Inc.、香港、CEO)の3名を取締役に選任した。

株主変更に関する具体的な買収金額は現在、明らかになっていない。またプレスリリース時にクリス・リー氏は次のように、日本の仮想通貨市場に対して述べている。

「これ(株主変更)は始まりに過ぎない。BitTradeの日本政府に認可されたライセンスを手に、我々はBitTradeが日本の仮想通貨市場のトップの座を勝ち取るために成長させることを目指している」

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