Bitwise、米国初のスポットNEAR ETFを上場 ステーキング収益も取り込む設計

Bitwiseが米国初のスポットNEAR ETFを上場し、ステーキング報酬をファンド価値に反映する仕組みを表現したイメージ

ファンドがNEARを直接保有し、ステーキング報酬も価値に反映

Bitwise Asset Management(ビットワイズ・アセット・マネジメント)は2026年9月29日(火曜日)、NEARプロトコル(NEAR)に連動する米国初のスポットNEAR ETF「Bitwise NEAR ETF」をNYSE Arca(NYSEアーカ)に上場した。

ティッカーシンボルはNRRで、年間運用手数料は0.75%。単にNEARの価格を追うだけではなく、ファンドが保有するNEARをステーキングし、そこで得た報酬もファンドの価値に取り込む点が大きな特徴となっている。

証券口座からNEARに投資、約5%のステーキング報酬も活用

NRRは実際にNEARを保有し、Coinbase Custody(コインベース・カストディ)が保管を担当する。

そのため投資家は、自分で仮想通貨取引所の口座やウォレットを用意しなくても、通常の証券口座を通じてNEARへの投資機会を得られる。

さらにBitwiseは、ファンドが保有するNEARをステーキングする方針だ。ローンチ時点では、2026年9月25日のネットワークデータをもとに、年間約5%のステーキング報酬が想定されている。

この報酬は株主へ直接配られるわけではない。ファンドの中に積み上げられ、結果として1株当たりの純資産価値に反映される仕組みとなっている。

ただし、得られた報酬のすべてがそのままファンドに残るわけではない。最終目論見書では、ステーキング報酬の約67%をファンドが保持し、残る33%をステーキング関連費用として差し引くとしている。

この費用は、ステーキングエージェント、Coinbase Custody、Bitwiseの間で分担され、ステーキングエージェントには、Bitwiseの関連会社であるAttestantが就く見込みだ。また、ステーキングにはバリデータへのペナルティや運用上の問題、償還の遅れといったリスクもある。ステーキングされたNEARは、通常、償還まで約48時間かかるとされている。

AI時代の取引基盤としてNEARを押し出すBitwise

Bitwiseは今回のETFで、NEARがAIと仮想通貨の交差点に位置する点も強く打ち出している。

NEARはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)型のレイヤー1ブロックチェーンで、複数のブロックチェーンをまたぐ取引を簡単にする「NEAR Intents」を展開している。Bitwiseによると、その累計取引量は前年の10億ドル未満から320億ドル超まで拡大した。

Bitwiseのハンター・ホースリー(Hunter Horsley)CEO(最高経営責任者)は、将来的にAI(人工知能)エージェントが人に代わって支払いや取引を行う「エージェント型経済」が広がる可能性を指摘している。その中でNEARは、AIエージェントが経済活動に参加するためのインフラとして位置付けられている。

NRRは、Bitwiseがすでに欧州で展開しているNEARステーキング商品の米国展開にあたる。同社はこれまでも複数の単一仮想通貨ファンドを提供しており、今回の上場によってNEARへの投資手段を米国市場にも広げた。

 

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2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム