リップル社、ネパールとチベットの洪水被害救援に寄付
リップル(Ripple)社は8月下旬、ネパールと中国チベット自治区の国境付近で発生した壊滅的な洪水被害に対し、緊急人道支援として30万ドル(約4,795万円)の拠出を発表した。
資金は、同社がこれまでも連携してきた人道支援団体World Central Kitchen(ワールド・セントラル・キッチン)およびMercy Corps(メルシー・コープス)の2団体へ送られ、現地での救援活動に役立てられるとのことだ。
雪崩による氷河崩壊と壊滅的な被害
今回の事態は、山岳地帯における氷河の崩壊や雪崩が要因とされている。大量の氷石や土砂がレンデ・コーラ川を一時的に堰き止めたことで天然ダムが形成され、その後の決壊によって激しい濁流が下流の集落やインフラを飲み込んだ。
インフラの破壊や二次災害の懸念により救助難航が続くなか、被害の規模は拡大。死者・行方不明者は多数に上り、影響を受けた住民は9万人を超えると推計されている。道路や橋の流出に加え、水力発電所施設に作業員が取り残される事態も生じており、ネパール当局は大規模な復興支援と救助活動への国際協力を呼びかけている。
被災地での迅速な緊急支援と現地対応
寄付金を受け取った2団体は、それぞれの強みを活かした支援を展開している。
World Central Kitchen:
現地の飲食店と連携し、孤立した被災地域や緊急対応にあたる救助隊へ温かい食事を提供。
Mercy Corps:
井戸の汚染などによる感染症のリスクを防ぐため、安全な飲料水の供給や衛生設備の確保を支援。
技術を活用した人道支援とリップル社の社会貢献
同社は2018年以降、多額の資金を社会課題の解決や災害支援に投じてきた。今回の寄付にとどまらず、従来の銀行決済が停止する災害時において、スマートコントラクトや同社のRipple Payments、RLUSDなど、決済ソリューションを活用した迅速なクロスボーダー送金インフラの構築にも取り組み、人道支援の効率化を模索している。
被災地での緊急食糧支援と公衆衛生の保全を軸に、両団体を通じた復旧活動が続けられている。























