OpenAIが米国上場に向けてIPOを非公開申請

OpenAIが米国上場に向けてIPOを非公開申請

人工知能開発企業OpenAIは、米国でのIPO(新規株式公開)を非公開で申請した。ChatGPTの開発元である同社は、上場規模や条件については明らかにしていない。

日本語訳:
先日、機密扱いのS-1を提出しました。情報が漏えいする恐れがあるため、ここで発表することにしました。上場時期についてはまだ決定していません。非公開企業として…

OpenAIは、米国での新規株式公開(IPO)を申請したと発表。これにより、今年ウォール街への上場計画を発表した主要AI企業は3社目である。同社は、「情報が漏えいする可能性があるので、とりあえず発表する。期はまだ決まっていない。非公開企業としての方が容易に実現できることがあるため、しばらく時間がかかるかもしれない」と同社は述べ、上場時期はまだ決定していない。

報道によると、同社は最大1兆ドル(約160兆円)の企業価値を目指す可能性があるという。今回の申請は、Anthropic(アンソロピック)やイーロン・マスク(Elon Musk)氏が率いるSpaceX(スペースX)も大規模な株式公開を目指している時期の動きだ。

OpenAIの発表に付随するブログ記事の中で、共同創業者兼CEOのサム・アルトマン(Sam Altman)氏とチーフサイエンティストのヤクブ・パチョッキ(Jakub Pachocki)氏は、OpenAIの主要目標の一つは、AI技術を研究して自ら改善できるAIシステムを構築することだと述べている。

OpenAIは早ければ9月にも上場完了の可能性

報道によると、OpenAIは早ければ9月にも上場を完了する可能性があり、1兆ドルの企業価値は、最大規模のIPO候補の一つとなる事が予想される。

日本語訳:
OpenAIは非公開で新規株式公開(IPO)を申請しており、これは近年の歴史上最も期待される市場デビューとなる可能性があり、初期投資家にとっては巨額の利益をもたらすことになるだろう。

今回の申請は、急速な収益成長とAIツールへの需要の高まりを受けて行われた。投資家は引き続き人工知能企業への投資機会をうかがっており、OpenAIは同分野で最も注目されている企業の1つとなっている。

OpenAIは今年初め、企業価値8,400億ドル(約134.7兆円)で1,100億ドル(約17.6兆円)の資金調達を行うと発表。同社の出資者にはソフトバンク、アマゾン、NVIDIAなどが参加。さらに、ChatGPTの週間アクティブユーザー数は9億人を超え、個人向けサブスクリプション数は5,000万人以上にのぼる。

マイクロソフトとの提携とマスク氏の訴訟

OpenAIのIPO申請は、マイクロソフトとの提携関係の変更に続くもので、マイクロソフトは2019年以降、OpenAIに約130億ドルを投資しており、OpenAIの成長とAzureクラウドの需要拡大を支えてきた。

その後、OpenAIはアマゾンやグーグルとの提携を目指し、マイクロソフトとのパートナーシップを再交渉。同社は高度なAI開発のための資金調達を継続的に行っている。

OpenAIは2015年に非営利の研究機関として設立され、2019年には、高額なAI開発資金を調達するため、営利部門を設立。2023年にサム・アルトマン氏が一時的にCEOの座を失ったことで、その組織構造が注目を集めた。従業員の反発を受け、アルトマン氏は数日後に復帰し、2024年12月に同社は公益法人(Public Benefit Corporation)の組織形態を提案した。

その後、イーロン・マスク氏はOpenAIを提訴し、同社が設立当初の使命から逸脱していると非難。5月に米国の陪審はマスク氏の訴えを棄却し、判決では、OpenAIはマスク氏の主張に対して責任を負わないとされた。この判決により、IPO申請前の法的問題が解消される事となった。

 

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