ウクライナ、1億ドル規模の国際詐欺事件でFBI指名手配のサイバー犯罪容疑者を逮捕

ウクライナ警察が国際詐欺事件で指名手配のサイバー犯罪容疑者を逮捕

ウクライナ当局は、米国と欧州にまたがる大規模なサイバー犯罪と詐欺事件に関与した容疑者を逮捕したことが明らかになった。

ウクライナ警察は2026年4月16日(木曜日)、米国と欧州で1億ドル(約159.5億円)を超える被害をもたらした詐欺と資金洗浄の容疑でFBIが指名手配していた国際サイバー犯罪ネットワークのメンバーを逮捕。

発表によると、容疑者は、悪意のあるソフトウェアを用いて個人データや企業記録を収集。その後、その情報を使って被害者から金銭を脅し取り、口止め料や盗んだデータの返還を要求していた大規模なサイバー犯罪組織の一員だった。この計画は、米国と欧州の個人および機関を標的としていた。

当局によると、容疑者は偽造書類を使って偽名で生活。容疑者が自身の死亡を偽装し、新たな身分を装うことで摘発を免れようとしたと述べている。

1億ドルを超える詐欺と資金洗浄に関与した疑いで、FBIの国際指名手配リストに掲載されていた容疑者の逮捕は、ザカルパッチャ州で実施された合同捜査作戦中に行われた。

検察は、同容疑者が不動産取得を通じて不正収益を資金洗浄し、所有権と資金の流れを隠蔽(いんぺい)するため、親族を仲介者として利用していたと述べている。

複雑なサイバー詐欺ネットワークが摘発される

ウクライナ警察は容疑者を逮捕すると同時に、現金、不動産、車両、約300万ドル相当のデジタル資産を含む、総額約1100万ドル(約17.5億円)相当の資産を押収した。

当局によると、容疑者は欧米を含むさまざまな国の標的を攻撃する国際的なサイバー犯罪組織の一員であった。この組織は、ウイルスを用いて被害者のデータシステムに侵入していたとみられ、被害総額は1億ドル以上と推定されている。

捜査当局は、申告された収入と資産蓄積の間に矛盾があることに気づき、説明のつかない数百万フリヴニャを発見した。これらの財務書類から、捜査当局は容疑者とより大規模な犯罪組織とのつながりを立証することができたという。当局は捜査中に複数回捜索を実施しており、約8,000万フリヴニャ相当の資産と100万ドルの現金を押収。

容疑者はウクライナ法に基づき、文書偽造と資金洗浄の罪で起訴され、共犯とされる2人の容疑者も、不正資金洗浄に関連する容疑で起訴。3人全員は現在も拘留中だ。

 

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