SOL Strategiesがプライバシー重視スタートアップDarklakeを買収
SOL Strategiesは、Solana(ソラナ)ネイティブのゼロ知識(zk)技術を開発するスタートアップ企業、Darklake Labs(ダークレイク・ラボ)を120万ドル(約1.9億円)で買収した。
Solanaインフラストラクチャーを提供する上場企業SOL Strategiesは、Solanaネイティブのゼロ知識(zk)プライバシー技術を開発するスタートアップ企業、Darklake Labsの資産を120万ドルで買収する正式契約を締結。買収額は現金20万ドル(約3,174万円)と普通株式100万ドル(約1.58億円)で構成され、Darklake LabsのZyga zkシステムを直接管理下に置くことになる。
2026年4月7日(火曜日)に発表されたこの買収により、Darklake Labsの中核となるエンジニアリングおよび研究チームは、SOL StrategiesのSolanaに特化したプラットフォームに統合され、同社はプライバシー保護を重視した実行とインフラストラクチャーへの取り組みを強化していく。
Darklakeの主力製品Zyga
Darklakeの主力製品であるZygaは、同社によると、「Solanaブロックチェーン向けにネイティブに構築された、動的なゼロ知識証明システムであり、実行時点でフロントランニングやサンドイッチ攻撃を排除しながら、プライベートなトランザクション実行を可能にする」ものである。
Zygaはアプリケーション層やRPC層ではなく、Solanaのトランザクション実行パイプラインに組み込まれ、潜在的なアービトラージャーから機密性の高い注文情報を隠蔽(いんぺい)しつつ、バリデータがゼロ知識証明によって正当性を検証できるようにすることを目指している。
DarklakeはSolana Radar Global HackathonのDeFiトラックで2位を獲得し、Colosseum Acceleratorに参加、さらにブラジルの2つの大学と活発な研究提携を結んでおり、ゼロ知識証明アーキテクチャに関する特許出願手続きを進めている。
買収の条件とチーム移籍
SOL Strategiesは買収対価として現金20万ドルと株式100万ドルを支払う。株式部分は5日間の出来高加重平均に基づいて価格設定され、4カ月間のロックアップ期間が設けられ、Darklakeの将来的な成長は買収後の事業展開と連動することになる。
買収完了後、Darklakeの創設チームには、元MetaおよびIBMエンジニアのヴィトール・ピ・ブラガ(Vitor Py Braga)氏がテクニカルリード、元Coinbaseコンプライアンスリードのアンバー・ヘイルズ(Amber Hales)氏、zkリサーチヘッドのティアゴ・アウベス(Tiago Alves)氏などが名を連ねている。
SOL Strategiesは、今回の買収を正式に発表したXの投稿で、「ゼロ知識プライバシー技術を自社開発し、MEV耐性を高め、機関投資家向けのSolanaインフラストラクチャーを強化する」と述べ、Zygaを将来の製品開発における基盤として位置づけた。
























