Zcash開発会社Electric Coin Companyのチーム全員が退社
プライバシー重視の仮想通貨Zcash(ジーキャッシュ)の中核開発会社であるECC(Electric Coin Company:エレクトリック・コイン・カンパニー)のチーム全員が、ECCを監督する非営利団体Bootstrap取締役会とのガバナンス紛争を受け、同社を退社した事が判明した。
Over the past few weeks, it's become clear that the majority of Bootstrap board members (a 501(c)(3) nonprofit created to support Zcash by governing the Electric Coin Company), specifically Zaki Manian, Christina Garman, Alan Fairless, and Michelle Lai (ZCAM), have moved into…
— Josh Swihart 🛡 (@jswihart) January 7, 2026
ここ数週間、Bootstrapの取締役(Electric Coin Companyを統治することでZcashを支援するために設立された501(c)(3)非営利団体)の大多数、具体的には…
ECCのチーム全員が、Bootstrap取締役会とのガバナンス紛争を受け、ECC開発チーム全員が辞任。ECCのジョシュ・スウィハート(Josh Swihart)CEO(最高経営責任者)は声明の中で、今回の退社は、ザキ・マニアン(Zaki Manian)氏、クリスティーナ・ガーマン(Christina Garman)氏、アラン・フェアレス(Alan Fairless)氏、ミシェル・ライ(Michelle Lai)氏(ZCAM)を含むBootstrap取締役会の主要メンバーとECCとの間で数週間にわたり意見の相違が深まってきたことを受けたもの。取締役会による変更に関連した建設的な解雇と表現した理由で開発チーム全員が辞任したと述べている。
ECCの活動を監督・支援するために設立された非営利団体Bootstrapとのgovernance紛争を受けて退社した開発者らはすでに新会社を設立しているが、Zcashプロトコルとネットワーク運用には影響ない。
退社したチームは既に新会社を設立
同CEOによると、事態は「建設的解雇」へとエスカレートし、最近のガバナンス措置により雇用条件が変更され、チームが職務を効果的かつ誠実に遂行できない状況に陥ったと理由を述べている。
しかし同CEOは、チームがその中核目標を放棄したわけではなく、グループは新会社を設立し、ECCでの当初の活動の指針であった同じ使命を継続して追求していくと述べ、次のように語った。
私たちは新しい会社を設立しますが、私たちは今も変わりません。止められない民間通貨を構築するという同じ使命を持つチームです。
同CEOが、今回の決定はネットワークを混乱させることではなく、チームの仕事を守ることに焦点を当てたものであると述べている。ECCが長年にわたりプロトコルの開発と管理に果たしてきた役割を考えると、今回の動きはZcashエコシステムにとって大きなガバナンスの転換を意味している。
Bootstrap取締役会はECCの主張を否定=法的制約を指摘
Bootstrapの取締役会は、ECCチームの離脱の原因はミッションの不一致にあるという主張を否定し、非営利団体としての立場に伴う法的および信託義務上の制約を指摘している。
Bootstrapは声明の中で、この結果について、「残念に思う」と述べたが、この論争はZcashの使命に関するものではないことを強調。取締役会は、提案された外部投資とZashiの再編の可能性をめぐる意見の相違が原因と述べ、Zashiは米国の非営利団体法を遵守し、公共の利益を目的とした資産を保護する必要があると主張した。
Bootstrapは、前回提案された構造は法的および政治的リスクをもたらし、Zcashが寄付者による訴訟や規制当局の監視にさらされ、より広範なエコシステムを危険にさらす可能性があると警告した。
























