Pump.fun共同創設者がLookonchainの報道を否定
ミームコイン生成プラットフォームPump.fun（パンプファン）共同創業者は、ブロックチェーン分析プラットフォームLookonchain（ルックオンチェーン）の報道は誤解を招くものだと述べ、否定した。
complete misinformation from @lookonchain again. $0 have been cashed out – we're not involved in the transactions between Kraken and Circle that you're alleging us to be a part of.
What's happening is a part of pump's treasury management, where USDC from the $PUMP ICO has been… https://t.co/qd6GUnIxKH
— Sapijiju (@sapijiju) November 24, 2025
完全な誤情報。再度申し上げます。KrakenとCircle間の取引に関与しているとされている件には、当社は関与しておりません。これはPumpの財務管理の一環であり…
Pump.funの匿名の共同創業者Sapijiju氏は、Lookonchainが、同ブロックチェーンプロジェクトが最近のICO（Initial Coin Offering：新規仮想通貨公開）で資金を取得したと主張したとする報道について、Lookonchainの投稿は「完全な誤報」だと否定。
2025年11月24日（月曜日）、LookonchainはXに投稿し、Pump.funが10月15日以降、少なくとも4億3,650万USDCを現金化し、仮想通貨取引所Krakenに入金したと述べた。同社によると、この期間中に特定のウォレットを介してKraken（クラーケン）からCircle（サークル）へ5億3,760万USDCが流入。さらに、Pump.funが2024年5月19日から2025年8月12日の間に、合計419万SOL（約1,182.6億円相当）を1トークンあたり平均181ドル（約28,270円）で売却。そのうち264,373SOLを4,164万ドル（約65億円）でオンチェーンに売却し、393万SOLをKrakenに流用したと指摘した。
いつものルーティン
Sapijiju氏はXを通じ、プロジェクトにリンクされたウォレットから仮想通貨は売却されおらず、USDCはプラットフォームのPUMPトークンのICOで調達され、通常の財務管理の一環として社内ウォレットに再分配されたと述べたうえで、次のように述べている。
これは単にPumpの財務管理です。PUMP ICOで調達されたUSDCは、会社の資金を事業に再投資するために、別のウォレットに移管されました。PumpはCircleと直接取引したことは一度もありません。
広く疑念が広がっていたにもかかわらず、議論に参加した大多数はラグプルを疑っておらず、むしろ、プロジェクトチームが利益を得るために資金を移動させるような、ある種の操作行為を疑う声も。
プロジェクトのコミュニティは分裂しており、一部のユーザーはSapijiju氏のメッセージに疑問を呈し、送金には関与していないと主張しながら、資金管理と表現していることに矛盾があると指摘。さらに、Pump.funの不適切な取引と「エアドロップによる価格操作」を非難する声も上がっている。コミュニティメンバーの中には、Pump.funが資金を適切に管理する権利を擁護する者もいたが、真の問題は準備金の透明性にあると強調した。
