コインベース（Coinbase）、米国でのトークン販売を再開| NEXTMONEY

コインベースが米国でトークン販売を再開

コインベース（Coinbase）は、トークン販売プラットフォームを立ち上げ、レイヤー1ブロックチェーンMonad（モナド）の最初の販売を2025年11月17日から22日に予定している事を明らかにした。

Token launches just got a whole lot better.

→ Early access to your favorite tokens
→ Real supporters are prioritized
→ Sustainable token distribution
→ US users can finally join

Now possible with token sales on Coinbase.

Oh, one more thing: the @monad sale starts Nov 17. pic.twitter.com/ox5VRAqfiH

— Coinbase 🛡️ (@coinbase) November 10, 2025

日本語訳：
トークンのローンチが大幅に改善されました。→お気に入りのトークンへの早期アクセス→真のサポーターが優先されます→持続可能なトークン配布→米国ユーザーもついに…

コインベースは、透明性とコンプライアンスを遵守した暗号資産の資金調達と公正なアルゴリズムによる配分を提供する規制されたプラットフォームを立ち上げ、トークンセールに再参入する。11月10日（月曜日）に発表された声明の中で、同社は専用のトークン販売プラットフォームを立ち上げ、L1ブロックチェーンMonadの販売を11月17日から22日に予定していると述べた。この取り組みは、E2E（エンドツーエンド：端から端まで）のローンチパッドとして設計されており、最初の販売から取引所への二次上場までの流通を直接処理する。

報道によると、コインベースは月に1回程度のトークンセールを開催する予定で、1週間の購入期間後にアルゴリズムを用いてトークンを公平に配分する。参加資格は認証済みでコンプライアンスを遵守したユーザーのみで、すべての取引はUASコイン（USD Coin/USDC）で行われる。コインベースは声明の中で次のように述べている。

当社のアルゴリズムは、より広範な流通を促進し、大口購入者への資産集中を抑制するように設計されています。これにより、通常、最少額のリクエストを申請した参加者への配分がより完全になり、供給が枯渇するまで、より大きなリクエストは徐々に満たされていきます。

トークン販売の新基準をテスト

コインベースによる米国でのトークン販売再開は、プロジェクトを市場に出すための「新基準」と同取引所が説明するフレームワークに基づいている。

取り組みには、「リクエストウィンドウ」が含まれており、ユーザーは購入注文を提出するための一定期間（※今回の場合は1週間）が与えられる。重要な違いは、このウィンドウ内のタイミングは関係ない点だ。

初日に提出されたリクエストは、最終日に提出されたリクエストよりも優先されない。ウィンドウが終了すると、独自の「下から埋める」アルゴリズムが引き継がれ、小さなリクエストを体系的に完全に満たしてから、徐々に大きなリクエストへと移行していく仕組みである。

Monadトークン配分には懸念点も

スケーラビリティに重点を置いたレイヤー1ブロックチェーンであるMonadは、このシステムを通じてデビューする最初のプロジェクトとなる予定だ。

今回のセールでは総供給量の7.5%が放出され、評価額25億ドル（約3,856億円）で約1億8,750万ドル（約289億円）の調達を目指す構えだ。

Monad has one of the most predatory tokenomics.

– Team allocation is at industry highest 27%
– VCs get 20% which they got at much lower prices to retail
– Ecosystem Development is at 38.5%, which is similar to Plasma and you know how that ended pic.twitter.com/FTy2jPU0ea

— CoinMamba (@coinmamba) November 10, 2025