Ledger(レジャー)幹部誘拐の首謀者がモロッコで逮捕される

Ledger幹部誘拐首謀者が逮捕される

Ledger(レジャー)幹部誘拐の首謀者がモロッコで逮捕されたことがフランスメディアによって報じられた。

日本語訳:
私は、今回の逮捕に対しモロッコに心から感謝する。これは、特に組織犯罪に対する両国の優れた司法協力を示すものである。

ハードウェアウォレットを提供するLedgerのデビッド・バランド(David Balland)CEO(最高経営責任者)の遺体損壊を含む、フランスで発生した一連の仮想通貨関連誘拐事件の首謀者とみられる人物が、モロッコで逮捕されたとフランス当局が明らかにした。

フランスの現地メディアル・パリジャン紙の報道によると、国際刑事警察機構による指名手配リスト、通称インターポールの赤色通告を受けていた24歳のバディス・モハメド・アミド・バジュー(Badiss Mohamed Amide Bajjou)容疑者は、組織的恐喝と誘拐の容疑で逮捕された。

フランスとモロッコの二重国籍を持つ同容疑者は、モロッコ滞在中にフランスで複数の仮想通貨関連暴力誘拐事件を画策し、最初の犯行は2023年に実行。

同容疑者への容疑には、同社の共同創設者であるデビッド・バランド(David Balland)氏の誘拐も含まれており、バランド氏は、息子に高額の身代金を支払わせようとした襲撃者によって指を切り落とされている。さらに、当局は、2024年5月、パリの路上で傍観者によって撮影された仮想通貨CEOの娘と孫の誘拐事件への彼の関与の可能性についても捜査していると報じられている。

別の首謀者がいる可能性も

フランスは、最近相次いだ仮想通貨誘拐事件に関連し、未成年者を含む25人を起訴しており、バジュー容疑者に加え、ソーシャルメディアを利用して若い「コマンド」を募集し、恐喝を実行したとされる40代の別の首謀者がいると報じられている。

バジュー容疑者の逮捕は、フランスとモロッコの国際関係の改善を反映しており、ロイター通信は、バジュー容疑者がフランスの罪状に基づいてモロッコで裁判にかけられると報じている。今誘拐事件を受けてフランスの内務大臣は、仮想通貨起業家に対し、優先的な警察電話回線へのアクセスを含む一連の安全保証を約束した。

 

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