リップル、ロサンゼルスの山火事被害者救済にXRPで10万ドル、RLUSDで5万ドルを寄付

リップル、ロサンゼルスの山火事被害者救済にXRPで10万ドルの寄付

リップル(Ripple)は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスの大規模の被害を受けたコミュニティ復興活動を支援するため、XRPで10万ドル、さらに、リップルとムーンペイ(MoonPay)は、山火事と戦う救急隊員を支援するため、RLUSD 5万ドルを寄付することを約束した。

日本語訳:
リップルは、カリフォルニア州の山火事救援活動を支援するために、TheGivingBlockを通じてWCKitchenとGiveDirectlyに10万ドル相当のXRPを寄付します。
rookisaacmanのおかげで寄付金が倍になります。
家族や救急隊員を助けることもできます。仮想通貨、現金、株式の寄付は、100万ドルまで1:1でマッチングされます。

即時の救済と長期的な再建支援の両方に重点を置く自然災害時の救援を目的に立ち上げられた非営利・非政府組織のワールド・セントラル・キッチン(World Central Kitchen)と極度の貧困家庭に支援をしている非営利団体ギブ・ディレクトリー(GiveDirectly)に寄付されるという。

ハリケーン並みの強風サンタアナ、低湿度、長引く干ばつの相乗効果で状況は悪化し、何千人もの住民が避難を余儀なくされ、甚大な物的被害も発生。南カリフォルニアでは1月7日以降、ロサンゼルス地域全体に急速に火事が広がり、終息の気配も見えない中でのリップルによる支援の約束は、天文学的な被害額にわずかながらの朗報と言えそうだ。

仮想通貨慈善プラットフォームThe Giving Blockを通じて促進されるこの寄付は、起業家のジャレッド・アイザックマン(Jared Isaacman)氏による同額の寄付の約束によって、その影響力は2倍になる見込みである。リップルは、仮想通貨寄付を通じて災害救済を支援するというコミットメントを強調し、慈善寄付におけるブロックチェーンの役割の拡大を強調した。

リップルとMoonPay提携による消防局へRLUSDで5万ドルの寄付も

山火事により、少なくとも10人以上が亡くなり、1万棟の建物が焼失し、近隣地域全体が灰に覆われた。なかには、火事で秘密鍵が破壊され、自宅と仮想通貨の貯蓄を失ったという被災者も。

日本語訳:
リップルとMoonPayは、カリフォルニアの山火事の最前線で活動する救急隊員を支援するためRLUSDで50,000ドルをLAFDFoundationに寄付しました。私たちは、これらの重要な取り組みに最善の支援を行える方法を引き続き検討しています。

ハルマゲドンとも言われる今回の山火事の現在鎮火率はわずか10%ほどで、避難命令はさらに広がりを見せている。そのような中、リップルはMoonPayと提携し、ロサンゼルス消防局財団にRLUSD 5万ドル相当を寄付。資金は、カリフォルニアの容赦ない山火事と戦う救急隊員に直接送られるという。また、リップルは、さらなる支援方法を検討中であると述べている。

こうした火災がいかに残酷に人々の生活をひっくり返すのか、ある70歳の女性は家を失い、それとともに生涯の蓄えをすべて失ったという。この女性の蓄えは仮想通貨で、彼女の秘密鍵(彼女の保有資産にアクセスする唯一の方法)は、家の中に保管されていた紙切れに書かれていた。その紙切れと彼女の資産は炎上し、保有する仮想通貨のほとんどはビットコインであったという。現時点で女性の保管方法は明らかになっていないが、バックアップがなければそれらは永久に失われる。

現在、米国内では救援活動が活発化しており、ハリウッドでも救援活動に力を注いでいる。ある有名人は小切手を書き、自分たちのプラットフォームを使い、山火事の被害者を助けるためにエンターテインメント業界を結集させているという。