仮想通貨取引所バイソン(Bison)、保険付きイーサリアムステーキングサービスを開始

バイソンが保険付きイーサリアムステーキングサービスを開始

ベールゼ・シュトゥットガルト(Boerse Stuttgart Group)傘下の仮想通貨取引所バイソン(Bison)は、保険付きイーサリアムステーキングサービスを開始した事がわかった。

公式発表によると仮想通貨取引所バイソンは2024年10月8日(火曜日)、ミュンヘン再保険およびステーキング・ファシリティーズと提携し、イーサリアムユーザー向けに、ドイツ製の新しいステーキングサービスを開始。このサービスは、ドイツの大手企業と提携し、スラッシングや詐欺などのリスクをカバーする保険がかけられているという。同社公式サイトによると、同取引所のアプリは、EEA協定(※1)枠組み内での締約国またはスイスに永住権を持ち、定期的に居住している72カ国の人々を含む85万人以上のユーザーにサービスを提供している。

(※1)EEA(European Economic Area:EFTA:欧州自由貿易連合)協定とは…
加盟国がEU(欧州連合)に加盟することなく、EU単一市場に参加できるようにEFTAとEUとの間で発効した協定に基づいて設置された枠組みのこと。

0.05 ETH からのステーキングで毎週報酬を獲得

公式発表によると同取引所は、8日にイーサリアムステーキングサービスの段階的な展開を開始し、ユーザーが「わずか0.05 ETH」をステーキングして毎週報酬を獲得できるようにしたと述べている。

同取引所は、この製品のために、主要保険および再保険プロバイダーのミュンヘン再保険やステーキングプロバイダーのステーキングファシリティーズなど、ドイツのさまざまな大手企業と提携しており、ウリ・スパンコウスキー(Ulli Spankowski)共同創設者兼CEO(最高経営責任者)は次のように語っている。

投資家は、ドイツの有名なパートナーと共同で開発されたシンプルで安全なステーキングソリューションの恩恵を受けます。BISONでのステーキングの利点には、最低額の低さ、BaFin(ドイツ金融監督庁)認可のBoerse Stuttgart Digital Custody GmbHによる信託管理、革新的なステーキング保険などがあります。

なお、バイソンによると、イーサリアムステーキングAPR(年利)は、ブロックチェーンプロトコルに応じて2%~5%に設定されるとのことだ。

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